7月度の月間MVPを受賞した西武・秋山

◆ 苦しんだスタート

 7月度の「日本生命月間MVP賞」8日発表され、パ・リーグ打者部門で西武の秋山翔吾が受賞した。

 2015年3・4月度、6月度以来となる3度目の受賞に「予期せぬ受賞だったので、自分自身驚いています」と率直な心境を吐露した。

 振り返ってみると7月は苦しいスタートだった。

 6月30日のオリックス戦から4試合連続無安打。「こういう賞をいただかないと振り返ることもないので、あまり気にはしてませんでしたが、バッティングが思うようにいかなかったというのは記憶にもあります」と話した。

 それでも、7月4日の日本ハム戦で5試合ぶりの安打を放つと、2試合連続の猛打賞を記録。さらに、11日・ロッテ戦、23日・日本ハム戦でも3安打4打点、25日・オリックス戦では4安打2打点の活躍を見せたほか、18日・ソフトバンク戦から30日・ロッテ戦まで11試合連続安打を記録するなど、チームの連勝に貢献した。

 「自分だけの力じゃない」と謙遜する29歳。「オールスター明けからチームが勝った中でいいところで打たせてもらった。(打点が多かったのは)下位打線の方が塁を埋めてくれたから。そこで打てたことはチームに貢献できたのでよかった」と頬を緩めた。

 蓋を開けてみると、7月度は1番打者としてチームの全23試合に先発出場し、安打(33)、打点(19)、塁打(52)がリーグトップ、得点(16)がリーグトップタイという好成績を残した。

 「東京ドーム(7月4日の日本ハム戦)の1打席目でセンター前に打ったヒットが自分の中では一番大きかった。久々にヒットが出たという喜びがあった」と振り返った。

◆ 逆転優勝へ「結束して」

 西武は7月21日の日本ハム戦から8月4日のソフトバンク戦まで59年ぶりの13連勝をマーク。最大「11」あった首位とのゲーム差も「5.5」まで縮まった。

 その快進撃も、秋山をはじめとした若手の活躍があったからこそ。7月の打率は、浅村栄斗が.337、金子侑司も.436をマーク。「それぞれの力がないと、結集しようとしても勝利に結びつかなかったと思う。それぞれが自分の役割を果たそうとした結果、良いつながりが出た。投手もそうですけど、いろんなものが噛み合って勝ちにつながった」と頷いた。

 シーズンも残り1/3程度。「良いところまで追い上げてこれているので、優勝目指して、チームみんなで結束して頑張っていきたい」。レオのリードオフマンが逆転優勝へ向けて、さらにギアを上げていく。

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ベースボールキング編集部

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