めまぐるしい点の取り合い！

　日本列島が酷暑に襲われた9日、甲子園では『第99回全国高等学校野球選手権大会』の1回戦・4試合が行われた。


▼ 2日目・第1試合
● 作新学院（栃木）　1 － 4　盛岡大付（岩手） ○
作｜１００ ０００ ０００｜１
盛｜０１０ ０３０ ００Ｘ｜４

　盛岡大付が昨夏の王者・作新学院を撃破。エースの平松は初回に暴投で失点も、ピンチを切り抜けると2回以降は立ち直り、9回2安打・9奪三振の快投を披露。最後まで相手の思い通りの攻めをさせなかった。


▼ 2日目・第2試合
○ 松商学園（長野）　12 － 3　土浦日大（茨城） ●
松｜１１０ １１２ ２３１｜12
土｜０００ ００１ ０２０｜３

　松商学園が21安打で17年ぶりの“夏一勝”。31年ぶり出場の土浦日大を猛打で飲み込み、初戦を突破した。


▼ 2日目・第3試合
○ 前橋育英（群馬）　12 － 5　山梨学院（山梨） ○
前｜１０５ ０１４ １００｜12
山｜０００ ３０２ ０００｜５

　前橋育英が初戦突破。9安打で12得点と効率の良い攻撃で2年連続出場の山梨学院を退ける。


▼ 2日目・第4試合
● 日大山形（山形）　3 － 6　明徳義塾（高知） ○
明｜１１０ ００１ ０００ ００３｜６
日｜１２０ ０００ ０００ ０００｜３

　8年連続出場の明徳義塾が延長戦を制し、2回戦に進出。12回に相手の失策で勝ち越し、勝負を決めた。日大山形はサヨナラのチャンスを生かせず、悔しい敗戦。