注目の4日目が終了
『第99回全国高等学校野球選手権大会』は大会4日目。この日も1回戦の4試合が行われた。今大会屈指の好カードとが揃ったこの日は、午前6時30分に今大会初めての「満員通知」が出されるなど、大熱狂だった。
▼ 4日目・第1試合
中|002 000 013|6
広陵が逆転勝ち。2点を追う6回、中村のソロ本塁打を口火に3点を奪って逆転。7回に3点、8回にも中村のこの日2本目となる2ランなどで4点を奪った。中京大中京は先発・磯村が6回途中無失点と好投も継投が裏目に。9回に追い上げを見せ、3点を返したが初戦敗退となった。
▼ 4日目・第2試合
● 横浜(神奈川) 0 - 9 秀岳館(熊本) ○
秀|301 000 200|6
横|000 010 300|4
秀岳館が粘り勝ち。初回、先頭・竹輪の三塁打と続く半情の犠飛のわずか3球で先制すると、この回3点を奪う。7回にも2点を追加し、リードを広げる。横浜は、終盤に反撃するもあと一歩が届かなかった。
▼ 4日目・第3試合
● 興南(沖縄) 6 - 9 智弁和歌山(和歌山) ○
智|000 241 011|9
興|006 000 000|6
智弁和歌山が6点差逆転勝利。3回に6点を先制されるも、5回に試合を振り出しに戻すと、6回に逆転に成功。終盤にも追加点を奪い、6年ぶりの初戦突破を果たした。敗れた興南は、投手陣が中盤につかまった。
▼ 4日目・第4試合
○ 大阪桐蔭(大阪) 8 - 1 米子松蔭(鳥取) ●
米|000 000 100|1
大|110 121 20X|8
大阪桐蔭が快勝。初回、福井のソロ本塁打で先制すると、その後も着実に加点し、12安打8得点。投げては徳山、柿木が好投。失策が絡み1点を失うも、史上初2度目の春夏連覇へ好発進を切った。