『第99回全国高等学校野球選手権大会』は大会7日目。この日は2回戦の4試合が行われた。
▼ 7日目・第1試合
● 京都成章(京都) 2 - 3 神村学園(鹿児島) ○
神村学園がサヨナラ勝ち。1点を追う6回に逆転に成功。勝利目前の9回二死から同点弾を浴びるも、その裏に一死二三塁から中里の適時打でサヨナラ勝ち。接戦を制し、3年ぶりの初戦突破を決めた。敗れた京都成章は最終回に茂木のソロで同点とするも踏ん張れなかった。
▼ 7日目・第2試合
● 高岡商(富山) 1 - 11 東海大菅生(西東京) ○
東|010 001 117|11
高|010 000 000|1
東海大菅生が大勝。序盤は互いに譲らぬ投手戦を繰り広げるも、終盤に東海大菅生打線が大爆発。9回には一挙7点を奪い、11-1で勝利を収め、2回戦へ駒を進めた。今大会唯一の“商業高校”だった高岡商は初戦で姿を消す。
▼ 7日目・第3試合
○ 青森山田(青森) 6 - 2 彦根東(滋賀) ●
青|001 410 000|6
彦|000 000 011|2
49代表最後に登場した青森山田。3回に先制すると、4回には4点を追加し、リードを広げる。さらに5回には中沢の2打席連続アーチで6-0に。終盤、2点を失うも、逃げ切り初戦勝利を果たした。1回戦で劇的逆転サヨナラ勝ちした彦根東は、終盤に追い上げを見せるも及ばず、2回戦敗退となった。
▼ 7日目・第4試合
○ 済美(愛媛) 7 - 1 津田学園(三重) ●
津|000 000 001|1
済|100 100 50X|7
共に2試合目となるチーム同士の対戦は、済美が快勝。亀岡が2本塁打を放ち、初戦から通じて今大会3本目の本塁打。投げては八塚-栗田のリレーで津田学園打線を3安打に封じた。