ニュース 2017.08.17. 12:30

折り返しから1カ月…後半戦の成績からみる各チームの勢い

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後半戦も絶好調の広島。優勝マジックは「26」(C)KYODO NEWS IMAGES

独走の広島、三つ巴のパ・リーグ


 球宴を挟み、いわゆる後半戦がスタートしたのがちょうど1カ月前の7月17日。勝負の8月戦線を迎え、各リーグの順位表にも徐々に変化が表れてきた。

【セ・リーグ後半戦順位】
1位 広 島  26試=15勝9敗2分(.625) 
2位 DeNA   23試=12勝9敗2分(.571)
3位 巨 人  24試=13勝10敗1分(.565)
4位 阪 神  26試=13勝12敗1分(.520)
5位 中 日  24試=9勝13敗2分(.409)
6位 ヤクルト 25試=8勝17敗0分(.320)

 セ・リーグでは、圧巻の強さで首位ターンを決めた広島の強さは衰え知らず。ついに優勝へのマジックナンバーが点灯し、V2へ向けて突き進んでいる。

 広島から10.5ゲーム差の2位につける阪神は、後半戦は貯金1つもリーグ内の順位でいうと4位。追いかけるDeNAと巨人の方が勢いがある。

 現在のところ、2位の阪神から4位・巨人までの差は5.5ゲーム。広島の優勝がいつ決まるのかと、阪神・DeNA・巨人による2つのイスを賭けたCS争いが大きな見どころとなる。


【パ・リーグ後半戦順位】
1位 西  武   26試=19勝7敗0分(.731)
2位 ソフトバンク 25試=18勝7敗0分(.720)
3位 楽  天   24試=13勝11敗0分(.542)
4位 ロッテ    22試=8勝14敗0分(.364)
5位 オリックス  24試=8勝16敗0分(.333)
6位 日本ハム   21試=5勝16敗0分(.238)

 一方のパ・リーグは、首位ターンを決めた楽天を引きずり降ろしてソフトバンクが首位に浮上した。後半戦も7割を超える勝率をマークするなど、その勢いは留まるところをしらない。

 しかし、そのソフトバンクよりも凄まじい勢いで突き進んでいるのが3位の西武だ。

 前半戦終了時は楽天とソフトバンクの“2強”による争いの色が濃かったが、後半戦に入って期間限定の赤を基調とした“炎獅子ユニフォーム”を身にまとったチームは豹変。7月21日から8月4日にかけて13連勝を挙げるなど、驚異の猛追で上位2チームに割って入ろうとしている。

 3位の西武から4位・オリックスまでは16ゲーム離れているため、CS進出は上位3チームでほぼ当確か。あとはその順番。ホーム開催権もかかってくるだけに、この上位争いから目が離せない。


いまこの選手たちがアツい!


 タイトル争いもかかってくる後半戦。疲れが見え始める苦しい夏場に調子を上げてきた選手は…?個人の成績は以下の通り。

【セ・リーグ後半戦個人成績】
▼ 投手
<防御率>
1位 0.87 菅野智之(巨人)
2位 1.00 メッセンジャー(阪神)
3位 1.24 マイコラス(巨人)

<勝利>
1位 4勝 マイコラス(巨人)
1位 4勝 今永昇太(DeNA)
1位 4勝 岡田明丈(広島)

<奪三振>
1位 40個 メッセンジャー(阪神)
2位 37個 菅野智之(巨人)
2位 37個 マイコラス(巨人)

<セーブ>
1位 6個 山崎康晃(DeNA)
1位 6個 ドリス(阪神)
3位 5個 今村 猛(広島)


▼ 野手
<打率>
1位 .368 マギー(巨人)
2位 .348 陽 岱鋼(巨人)
3位 .341 福田永将(中日)

<本塁打>
1位 13本 バレンティン(ヤクルト)
2位 9本 福田永将(中日)
3位 8本 鈴木誠也(広島)

<打点>
1位 26打点 バレンティン(ヤクルト)
2位 25打点 福田永将(中日)
3位 23打点 鈴木誠也(広島)

<安打>
1位 35本 マギー(巨人)
2位 33本 福田永将(中日)
2位 33本 菊池涼介(広島)

<盗塁>
1位 6個 田中広輔(広島)
1位 6個 鈴木誠也(広島)
1位 6個 安部友裕(広島)


 セ・リーグでは巨人の充実ぶりが目立つ。菅野智之とマイコラスが圧巻の成績を残しており、前半戦同様チームの柱としてフル回転。野手では坂本勇人がやや調子を落としてきたところで、新助っ人のマギーとFA加入の陽岱鋼が頼もしい働きを見せている。

 逃げ切りを図る阪神はメッセンジャーが調子を上げていたが、ここに来て右足の骨折で戦線離脱。CS圏争いに大きな影響を与えそうだ。

 下位チームでは、中日・福田永将が絶好調。打率3位、本塁打と打点、安打でリーグ2位の好成績を残しており、ビシエドが離脱したチームの中で存在感を放っている。


【パ・リーグ後半戦個人成績】
▼ 投手
<防御率>
1位 0.32 千賀滉大(ソフトバンク)
2位 1.63 多和田真三郎(西武)
3位 1.88 二木康太(ロッテ)

<勝利>
1位 4勝 バンデンハーク(ソフトバンク)
1位 4勝 東浜 巨(ソフトバンク)

<奪三振>
1位 43個 菊池雄星(西武)
2位 42個 バンデンハーク(ソフトバンク)
2位 34個 岸 孝之(楽天)

<セーブ>
1位 13個 サファテ(ソフトバンク)
2位 4個 増田達至(西武)
2位 4個 福山博之(楽天)


▼ 野手
<打率>
1位 .400 秋山翔吾(西武)
2位 .365 吉田正尚(オリックス)
3位 .357 山川穂高(西武)

<本塁打>
1位 9本 アマダー(楽天)
2位 8本 レアード(日本ハム)
3位 7本 ウィーラー(楽天)

<打点>
1位 23打点 秋山翔吾(西武)
1位 23打点 山川穂高(西武)
3位 22打点 浅村栄斗(西武)

<安打>
1位 42本 秋山翔吾(西武)
2位 31本 吉田正尚(オリックス)
3位 30本 浅村栄斗(西武)

<盗塁>
1位 7個 金子侑司(西武)
2位 5個 源田壮亮(西武)


 パ・リーグは投手部門でソフトバンク勢、打者部門は西武勢の活躍が目立つ。

 ソフトバンクは千賀滉大、バンデンハーク、東浜巨の3人が絶好調。この強力な先発3本柱に加え、後半戦18勝のなかで驚異の13セーブをマークしているサファテの安定感がチームの強さの源になっている。

 西武は秋山翔吾が打率と安打数だけでなく、打点でもトップに君臨。打点部門はトップ3を西武で独占するなど、圧倒的な破壊力で勝ち進んでいることが個人成績からも見て取れる。

 投のソフトバンクと打の西武、好調2チームの今後に注目だ。



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