ベスト16が出揃う
『第99回全国高等学校野球選手権大会』は大会9日目。この日は2回戦最後の3試合が行われ、ベスト16が出揃った。
▼ 9日目・第1試合
秀|000 010 000|1
広陵が10年ぶりの3回戦進出。7回に平元のスクイズなどで2点を勝ち越すと、9回にはプロ注目捕手・中村が2戦連発・今大会第3号の3ランを放ってトドメ。投げては先発・平元が秀岳館打線を翻弄。8回1失点の好投で勝利を手繰り寄せた。
▼ 9日目・第2試合
● 智弁和歌山(和歌山) 1 - 2 大阪桐蔭(大阪) ●
智|000 100 000|1
大|100 000 10X|2
大阪桐蔭が接戦を制し、春夏連覇へ一歩前進。同点の7回に相手の暴投で勝ち越し点を挙げ、1点を守りきった。先発・徳山は9回を127球、12安打を浴びながらも1点に抑える力投。智弁和歌山はヒットの数で上回るもホームが遠く...。
▼ 9日目・第3試合
○ 仙台育英(宮城) 1 - 0 日本文理(新潟) ○
日|000 000 000|0
仙|010 000 00X|1
仙台育英が虎の子の1点を守り抜き、ベスト16最後の切符を掴んだ。2回に内野ゴロの間に挙げた1点を先発・長谷川が粘りの投球で死守。9回を107球で無失点に抑え、チームを勝利に導いた。