2試合が延長の激闘!
『第99回全国高等学校野球選手権大会』は大会10日目。この日は3回戦の4試合が行われ、4チームが準々決勝進出を決めた。
▼ 10日目・第1試合
神|010 000 000 00|1
天理が延長戦を制して5年ぶりのベスト8進出。1-1の同点で迎えた11回に山口の適時打で勝ち越し。投げては先発・碓井涼が11回を一人で投げぬき、1失点の完投。神戸国際大付は9回一死三塁の大チャンスを生かせず...。
▼ 10日目・第2試合
○ 三本松(香川) 5 - 2 二松学舎大付(東東京) ●
三|000 011 003|5
二|000 000 002|2
ベスト16で唯一の公立校・三本松が二松学舎大付を撃破。先発・佐藤の打たせて取る投球にバックも応え、4つの併殺を完成。11安打を浴びながらも2失点で抑え、87球で完投。ベスト8進出を決めた。
▼ 10日目・第3試合
○ 明豊(大分) 9 - 8 神村学園(鹿児島) ●
神|000 001 013 003 |8
明|002 010 200 004x|9
明豊が劇的サヨナラでベスト8進出。9回に3点差を追いつかれ、延長12回には相手のセーフティースクイズに暴投が重なり3失点。裏の攻撃もかんたんに二死を取られて万事休すかと思われたが、そこからチャンスを作って相手の暴投と管の2点適時打で同点に。さらにそこから二死満塁とすると、浜田が押し出し四球を選んでサヨナラ勝ちを収めた。
▼ 10日目・第4試合
○ 東海大菅生(西東京) 9 - 1 青森山田(青森) ○
青|000 000 100|1
東|115 100 01X|9
東海大菅生が19安打・9得点で快勝。3番の小玉が4安打・3打点、4番の片山も4安打・2打点の大暴れ。投げては2年生右腕・戸田が9回1失点の完投。春夏通じて初のベスト8進出を掴んだ。