● 日本ハム 0 - 3 西武 ○
<18回戦 札幌ドーム>
西武が“富士大トリオ”の活躍で勝利。先発の多和田は9回5安打無失点の快投で、8月12日のロッテ戦に続く2試合連続の完封勝利をマークした。
多和田は力強い直球を軸に、立ち上がりから安定感抜群の内容。走者を背負っても傷口を広げることなく、スコアボードにゼロを刻み続けた。3点リードの9回は二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は一発のある4番中田をスライダーで遊飛。最後までホームを踏ませず、初の連続完封で5勝目(2敗)を手にした。
打っては4回、5番山川が10号2ランを左翼席中段へ運び2点を先制。2-0の9回は、3番秋山の二ゴロの間に貴重な3点目を加えた。
得点にはつながらなかったものの、西武は7番外崎も3安打1四球で全打席出塁。多和田、山川、外崎の3選手はともに富士大出身。13連勝にも貢献した“富士大トリオ”が、北海道でも進化した姿を披露した。