ニュース 2017.08.22. 16:10

3度の準V・広陵と県勢初制覇かかる花咲徳栄…悲願の初優勝はどっち!? 夏の甲子園・14日目の予定

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甲子園2017・14日目の予定

いよいよ頂点が決まる!


 『第99回全国高等学校野球選手権大会』も13日目まで終了。8月8日に開幕した今年の甲子園も、決勝戦を残すのみとなった。

 決勝は10年ぶりの広陵(広島)と初の花咲徳栄(埼玉)という組み合わせで、ともに初優勝を目指す戦いに。特に広陵は過去に3度も決勝で敗れており、悲願の初優勝に燃えている。

 今大会はなんといっても扇の要にして大黒柱の中村奨成が神がかり的な活躍を見せており、準決勝までの5試合で大会の本塁打記録、打点記録、塁打数記録を更新。決勝では歴代最高打率(.700=糸屋義典/04年・駒大苫小牧)と最多安打記録(19本=水口栄二/86年・松山商)の更新もかかる。

 どうしても記録に注目が集まるものの、本人は「10年前の借りを返したい。そのために今までやってきた。次は何が何でも勝ちたい」と悲願の初優勝だけを見据える。10年前の夏、広陵は決勝戦で佐賀北を相手に大逆転で敗退。先輩の借りを返すためにも、“4度目の正直”を果たさなければならない。

 一方の花咲徳栄は5度目の出場で初の決勝進出。春夏通じて過去8度にわたり“3勝の壁”に泣いてきたチームが、3年連続出場の夏に殻を破った。

 過去2年は敗れた相手がいずれも全国制覇を成し遂げており(2015年:東海大相模、2016年:作新学院)、悔しい思いをしてきた。埼玉県勢悲願の初優勝へ向けて、こちらも負けられない。

 “4度目の正直”を期す広陵か、県勢初優勝の夢を背負う花咲徳栄か…。ともに悲願の優勝をかけて相まみえる。


【夏の甲子園・あすの予定】
▼ 第14日・8月23日
決勝戦 広陵(広島)-花咲徳栄(埼玉)


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