● ヤクルト 4 - 7 阪神 ○
<20回戦 神宮>

 阪神が一発攻勢で逆転勝ち。ヤクルトは敗れたものの、2年目外野手・山崎晃大朗がプロ初となる4安打を放ち、存在感を示した。

 山崎はこの日も「2番・中堅」でフル出場。初回は無死一塁の場面で阪神先発・岩田から左前打を放ち、3番バレンティンの先制適時打をお膳立てした。

 3回の第2打席は遊撃への内野安打で出塁すると、5回は中前打を放ちプロ入り2度目の猛打賞を記録。6回の第4打席は阪神の2番手・藤川に対し、追い込まれたあとファウルで9球粘り、15球目を打った打球は再び遊撃への内野安打となった。

 3点を追う9回はドリスの前に遊ゴロに倒れたが、この日は2番らしくチャンスメイクに徹し、プロ入り初の4安打を記録。前日に自らを指名してくれた真中監督が辞意を表明したが、“真中二世”と評された韋駄天は、2安打を放った前夜に続く2戦連続のマルチ安打。感謝の想いを、しっかりバットで示している。

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