広島戦の7四死球はすべて右打者
自身3連敗中の阪神・藤浪晋太郎が、東京ドームでの巨人戦に先発登板する。
今季は制球難がより顕著になり、5月下旬から約2カ月半に渡り二軍調整を進めてきた藤浪。しかし、復帰戦となった前回8月16日の広島戦(京セラD大阪)では、相手先発の大瀬良に死球をぶつけるなど2死球。さらに四球も5つを数え、計7四死球の乱調で4敗目を喫した。
大瀬良と菊池への死球はいずれも抜け球。さらに、石原に対してもすっぽ抜けのボールが頭部付近を通過するなど、復調の兆しは最後まで見られなかった。さらに、7四死球はすべて右打者に与えたもの。鈴木誠也に対しては3打席連続四球と、まったく勝負にならなかった。
藤浪は広島戦後に再び登録を抹消されたが、首脳陣は藤浪再戦の相手に、右打者の多い巨人戦を選んだ。1番陽、2番マギー、3番坂本と、いきなり右打者が並ぶ重量打線。まずは初回の投球に注目したい。
【27日の試合予定】
巨人(畠世周)- 阪神(藤浪晋太郎)
<東京ドーム 14時00分>
・最近5試合の成績
巨(4位):○○●○●
神(2位):●○○●○
ヤクルト(山中浩史)- DeNA(浜口遥大)
<神宮 18時00分>
・最近5試合の成績
ヤ(6位):○●●●○
De(3位):○○○○●
広島(岡田明丈)- 中日(小笠原慎之介)
<マツダスタジアム 18時00分>
・最近5試合の成績
広(1位):●●●○○
中(5位):●●○●●