○ ナショナルズ 8 - 3 マーリンズ ●
<現地時間8月29日 ナショナルズ・パーク>
マーリンズのイチローが29日(日本時間30日)、敵地でのナショナルズ戦に代打で出場し、今季23本目の代打安打となる中前打を放った。救援登板した田沢純一は、二死から乱れ3失点。チームは逆転負けで2連敗となった。
イチローは2-5の7回表、無死一塁の場面で登場。相手の先発右腕・ジャクソンから中前打を放ち、一、二塁とチャンスを広げた。これで今季の代打安打は23本目。メジャーのシーズン代打安打記録(28本)まで、残り5本とした。
マーリンズはその後、相手守備陣のミスに乗じ3点目をゲット。イチローはその後の守備には就かず、この日は1打数1安打で打率を.255とした。
2点差につめ寄ったマーリンズだったが、7回裏に登板した田沢が乱調。二死から長打と2四球で満塁のピンチを招くと、6番レンドンに走者一掃の適時二塁打を浴び、一気に3-8と突き放された。田沢は続くピンチを抑えたが、1イニングを2安打2四球で計3失点。今季の防御率は5.57となった。
マーリンズは2番スタントンの51号ソロで先制するも、投手陣が踏ん張れず逆転負け。同地区首位のナショナルズに連敗を喫し、貯金は「1」となった。