ニュース 2017.08.31. 17:00

清宮に中村に安田に…若き侍たちが世界に挑む U18W杯、いよいよあす開幕!

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高校日本代表の清宮(右)と中村(C)KYODO NEWS IMAGES

悲願の初優勝へアメリカの牙城を崩せるか!?


 花咲徳栄が埼玉県勢初の優勝を果たし幕を閉じた今夏の甲子園。その興奮も冷めやらぬまま、高校球児たちがまた新たな戦いに挑む。

 いよいよあす、9月1日からカナダのサンダー・ベイで『第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ』が開幕する。同大会は、18歳以下の世界大会で、1981年にアメリカで第1回大会が開催され、今回で28回目を数える。

 1日から始まるオープニングラウンドは、参加12チームが2グループに分かれ、6チームによる総当たり戦を行い、各組上位3チームがスーパーラウンドに進出。スーパーラウンドの上位2チームで決勝を争う。

 メンバーには高校通算で109本の本塁打を放ち、前回対にも出場した清宮幸太郎(早実)、甲子園で大会新記録となる6本塁打を放った中村奨成(広陵)、清宮、中村とともに今秋のドラフト上位候補に挙げられているなにわのスラッガー安田尚憲(履正社)、埼玉勢初の甲子園優勝に導いた清水達也(花咲徳栄)ら20名が選出された。

 日本代表はこれまで、2004年、2013年、2015年の準優勝が最高。大会史上初めて日本で開催された2015年の前回大会ではオコエ瑠偉(楽天)、平沢大河(ロッテ)、そして当時1年生だった清宮といったメンバーで臨み、予選を1位通過するも、決勝でアメリカに1-2で敗れ、初優勝を逃した。

 大会3連覇中のアメリカの牙城を崩し、悲願の初優勝へ...若き侍たちの熱き戦いが始まろうとしている。


『第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ』開催概要


【期間】2017年9月1日~11日
【開催地】カナダ(サンダー・ベイ)
【出場国】
グループA:カナダ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリア、イタリア、ニカラグア
グループB:日本、アメリカ、キューバ、メキシコ、オランダ、南アフリカ

日程

※日本戦
※開始時刻は日本時間(サンダー・ベイ:時差-13時間)

【オープニングラウンド】
1日(金)22:30 vsメキシコ
3日(日)6:00 vsアメリカ
4日(月)6:00 vsキューバ
5日(火)3:00 vsオランダ
5日(火)22:30 vs南アフリカ

【スーパーラウンド】
9月7日(木)~9月9日(土)

【3位決定戦】
11日(月)1:00 SR3位vsSR4位

【決勝】
11日(月)6:00 SR1位vsSR2位


出場メンバー


【投手】
11 清水達也(花咲徳栄)
13 川端健斗(秀岳館)
14 三浦銀二(福岡大大濠)
15 山下 輝(木更津総合)
16 桜井周斗(日大三)
17 磯村峻平(中京大中京)
18 徳山壮磨(大阪桐蔭)
19 田浦文丸(秀岳館)

【捕手】
10 中村奨成(広陵)
22 古賀悠斗(福岡大大濠)

【内野手】
1 西巻賢二(仙台育英)
2 鯨井祥敬(東海大市原望洋)
3 清宮幸太郎(早稲田実)
5 安田尚憲(履正社)
7 小園海斗(報徳学園)
8 井上大成(日大三)

【外野手】
9 丸山和郁(前橋育英)
21 伊藤康祐(中京大中京)
24 増田 珠(横浜)
28 藤原恭大(大阪桐蔭)
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