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8月負け越した首位・広島 移動ゲームの多さも影響!?

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DeNAに3試合連続サヨナラ負けを喫し、引き揚げる広島ナイン=横浜(C)KYODO NEWS IMAGES

移動ゲームが多かった8月


 首位を走る広島は、8月31日の巨人戦に1-3で敗れ、8月は12勝13敗2分、2015年の3・4月(9勝16敗)以来となる月間の負け越しとなった。

 8月の広島はマツダスタジアムでの6連戦は1度もなく、移動ゲームが続いた。特に18日のヤクルト戦から広島、横浜、広島、東京の日程。25日(金)の中日戦は、横浜から移動日なしでのゲームと過酷な日程だった。

【広島の8月の日程】
1日(火)~ 3日(木)vs阪神[マツダ]
4日(金)~ 6日(日)vsDeNA[横浜]
8日(火)~10日(木)vs中日[ナゴヤドーム]
11日(金)~13日(日)vs巨人[マツダ]
15日(火)~17日(木)vs阪神[京セラD大阪]
18日(金)~20日(日)vsヤクルト[マツダ]
22日(火)~24日(木)vsDeNA[横浜]
25日(金)~27日(日)vs中日[マツダ]
29日(火)~31日(木)vs巨人[東京ドーム]

 移動ゲームが多かったことも影響しているのか、8月20日(日)に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島-ヤクルト戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「今日ずっとゲームを見ていると、カープの方は疲れているのかなという感じですよね。守備に就いている野手を見ても、肩が落ちているような感じがします」と心配したほどだ。

 それでも、同日に行われたヤクルト戦は、4点ビハインドの8回に丸佳浩と松山竜平の2ランで同点に追いつき、延長10回にエルドレッドのタイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。

 続く横浜スタジアムで行われた8月22日(火)からのDeNA3連戦は、まさかの3試合連続サヨナラ負け。25日(金)から本拠地・マツダスタジアムで行われた中日との3連戦は2勝1敗と勝ち越したが、前カードの巨人(東京ドーム)3連戦は1勝2敗と負け越した。

 また、6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-広島戦』で解説を務めた田尾安志氏は「外の球場での試合が多い。27試合中9試合しかドームで試合がない。大変だと思いますよ」。今年は例年に比べて涼しい夏となったが、移動に加え外の球場での試合が多かったことも選手に負担になっていたといえそうだ。

打撃陣が下降気味


 5月から7月まで2割8分を超えるチーム打率を記録していた広島だが、8月のチーム打率はリーグ4位の.250。得点もリーグ4位の114得点と、打線全体がやや落ち気味である。大矢氏は「8月のカープって金曜日に結構、移動ゲームが多かったんじゃないですかね。レギュラーの選手も疲れがたまりますよね」と指摘する。

【主力選手の8月の打撃成績】
田中広輔 率.269 本2 点9
菊池涼介 率.235 本3 点8
丸 佳浩 率.302 本4 点14
鈴木誠也 率.279 本5 点14
松山竜平 率.292 本3 点15
エルドレッド 率.234 本4 点13
安部友裕 率.324 本2 点6
会沢 翼 率.164 本0 点1

 丸佳浩、安部友裕の2人は月間打率3割を越えたが、その他の選手は2割台だった。中でも2番の菊池は、13日の巨人戦から25日の中日戦にかけて11試合連続安打を記録したが、31日の巨人戦では、岩本貴裕に代打を送られるなど、最近5試合は.105(19-2)と下降気味だ。

 さらに、若き4番・鈴木誠也が足を骨折し今季復帰が絶望的。新井貴浩、西川龍馬、岩本など控えの選手層が厚いだけに、今まで以上に調子の良い選手を見極めて使っていく必要がありそうだ。

 投手陣も開幕からチームを支えてきた大瀬良大地、中田廉が一軍登録を抹消されるなど、やや疲れが見えてきている。

 広島は8月12勝13敗2分と負け越したが、2位・阪神が8月17勝9敗1分と大きく勝ち越し、両者のゲーム差が5.5にまで縮まった。勝負の9月、最初のカードは神宮で最下位・ヤクルトとの3連戦。ここを勝ち越し、次カードの2位・阪神戦(マツダ)に臨みたいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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