WBSC U-18ベースボールワールドカップ
● メキシコ 1 - 10 日本 ○<9月1日 ポートアーサー・スタジアム>
「第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」がカナダ・サンダーベイで開幕。侍ジャパンU-18代表はオープニングラウンドの初戦でメキシコと対戦し、10-1で勝利を収めた。
日本は2回、2つの四球と安打で一死満塁のチャンスを作ると、1番に入った2年生の藤原恭大(大阪桐蔭)がレフトへの適時打。打った藤原は二・三塁間で挟まれてアウトになるも、走者を全員還す適時二塁打で幸先よく3点を先制する。
4回に先発の徳山壮磨(大阪桐蔭)が押し出しで1点を失うも、直後の5回表に一死三塁から4番の清宮幸太郎(早稲田実)がきっちりと犠飛を打ち上げて追加点。4-1と3点のリードを保つ。
投げては先発の徳山が制球の乱れから1点こそ失ったものの、それ以外はほぼ完ぺきな内容でメキシコ打線を翻弄。打線も7回に井上大成(日大三)のチーム第1号弾などで一挙5点を挙げて試合を決定づけると、9回にも桜井周斗(日大三)の適時打で得点を挙げてついに2ケタ・10点目を記録した。
先発の徳山が7回まで2安打1失点で投げた後は、8回から磯村峻平(中京大中京)が2回を4奪三振で無失点締め。投打が噛み合った日本が初戦を大勝で飾った。
初戦を飾った日本は次戦でアメリカと対戦。試合は日本時間3日の午前6時から行われる。