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日本、サヨナラ劇勝発進!清水が4回無失点の力投、最後は安田が決めた

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適時打を放った安田
○ 日本 4 - 3 オーストラリア ●
<9月7日 ポートアーサー・スタジアム>

 「第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」は決勝進出をかけたスーパーラウンドの戦いに突入。侍ジャパンU-18代表は初戦でオーストラリアを4-3のサヨナラ勝ちで下し、白星発進を飾った。

 日本はこの日も1番に入った2年生の藤原恭大(大阪桐蔭)が快足を活かした内野安打で出塁すると、一死後の安田尚憲(履正社)のライトへの安打で三塁まで進み、いきなり一・三塁のチャンスを迎える。

 ここで4番・清宮幸太郎(早稲田実)は空振り三振に倒れて二死となるも、5番に入った桜井周斗(日大三)がショートの右を破る適時打。幸先よく1点を先制する。

 なおも二死一・二塁から、中村奨成(広陵)の打球はショートへのゴロも、これを相手遊撃手が悪送球。一塁手のベースが足から離れてセーフになると、その間に安田が二塁から一気に生還。スキのない好走塁もあって2点が入った。


 今大会初先発となった磯村峻平(中京大中京)は3回まで無失点の好投を見せるも、4回に二死からの連打で二・三塁のピンチ。ここでベッグッドとバーネットに連続適時打を浴び、逆転の走者はなんとかホームで阻止したものの、同点に追いつかれてしまう。

 その裏、日本は二死ながら一・三塁のチャンスで安田がライト線を破る適時二塁打。すぐに勝ち越し点を挙げたが、磯村は6回に一死満塁のピンチを招き、バーネットに犠飛を許して同点。残ったピンチはしのいだが、再び試合は振り出しに戻った。

 日本は7回から2番手・清水達也(花咲徳栄)にスイッチ。甲子園胴上げ投手は3回を1安打無失点に抑える好投を見せるが、打線がオーストラリアの2番手・グリーンを前にわずか3安打と大苦戦。9回も3番手・ライトに抑えられ、試合は3-3のまま9回まで終了した。


 10回からはタイブレーク方式の延長戦。今大会初めての延長戦となった日本は、2番手の清水が続投。無死一・二塁から犠打と四球で一死満塁のピンチとなるが、小枝守監督はタイムを取ってマウンド上の清水を激励。そのままマウンドを託す。

 清水は制球に苦しみながらもスライダーを打たせると、当てに行ったデールの打球は清水の真正面に。ボールは1-2-3と送られ、最高のホームゲッツーで大ピンチを無失点で切り抜けた。

 迎えたその裏、同じ無死一・二塁から日本は古賀悠斗(福岡大大濠)が犠打失敗。走者を進めることができず、アウトをひとつ増やしてしまうと、続く丸山和郁(前橋育英)はセーフティ気味に転がすも一塁アウトで二死二・三塁。走者は進めたが、西巻賢二(仙台育英)が中飛に倒れて無得点。試合を決めることができない。


 11回、日本は好投の清水に代えて3番手・田浦文丸(秀岳館)を投入。先頭犠打の後に四球で一死満塁のピンチを招くも、絶対絶命のピンチでも“魔球”チェンジアップが冴え渡り、後続を二者連続三振。頼れる左腕がこの日も仕事を果たし、日本を救った。

 好投に応えたい打線はその裏、1番の藤原が完ぺきな犠打を決め、俊足飛ばして一塁もセーフ。無死満塁とチャンスを広げると、ラッキーボーイ・小園海斗(報徳学園)の打球はライトへのライナー。若干浅かったものの、右翼手のホームへの送球が逸れてサヨナラと思いきや三塁走者の丸山が判断を誤り、まさかの飛び出し。タッチアップできず、アウトカウントがひとつ増える。

 それでも、この日2安打と調子を取り戻しつつある男が嫌な雰囲気を振り払った。つづく安田がセンターへと弾き返す安打を放ち、三塁走者が生還。苦しみながらも4-3でサヨナラ勝ちを収めた。

 これでスーパーラウンドの戦績を2勝1敗(*)とした日本。次戦は日本時間9日(土)の6時から開催国・カナダと激突する。


(*)=オープニングラウンドの戦績も引き継ぐため、日本は1勝1敗からのスタート

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