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両リーグトップの62勝 充実するソフトバンク先発陣

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ソフトバンクの工藤公康監督
「(先発投手が)たくさんいますよね。和田が戻ってきて、完璧な内容でしょ。誰を使おうかという、こんな羨ましい悩みはないですよね」。

 6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた野村弘樹氏が、思わず“羨ましい悩み”と評するほどソフトバンクの先発陣が充実している。

 今季、ソフトバンクの先発陣が積み重ねた勝利数は12球団トップの62勝(32敗)だ。特に今季は、昨季の最多勝投手でもある和田毅、2年連続2ケタ勝利を挙げ、侍ジャパンにも名を連ねた武田翔太といったエース格の投手が“不在”となる期間が長かった中での62勝という数字。それだけでも、先発陣の充実具合がわかる。

 昨季先発ローテーションに定着し9勝を挙げた東浜巨は、7月に3勝0敗、防御率1.33成績を残し月間MVPに輝くなど、リーグトップタイの14勝をマークする。また、3月に行われたWBCで日本代表の一員として活躍した千賀滉大と、WBCのオランダ代表だったバンデンハークは、WBCの疲れを感じさせることなく、ともに12勝を挙げている。この3人で38勝を挙げており、3本柱の勝ち星は日本ハム(29勝)やロッテ(30勝)、オリックス(36勝)といった各球団における先発投手の総勝利数を上回る。

 東浜、千賀、バンデンハークがローテーションの軸として活躍し、昨季育成選手から支配下選手となった石川柊太が6勝、高卒3年目の松本裕樹が2勝を挙げるなど、ローテーション定着には至っていないが、若手の台頭もあった。

 先発陣が白星を積み重ねる背景には、リーグトップの救援防御率3.05を記録するリリーフの存在を忘れてはならない。勝ち試合の8回を務める岩崎翔は63試合に登板して、40ホールドポイント、防御率1.98の成績を残せば、守護神のサファテはシーズン新記録となる47セーブをマーク。救援陣が安定しているからこそ、先発陣の白星が増えているといえるだろう。残り19試合で、ソフトバンクの先発陣が何個白星を積み重ねるのか注目だ。

【ソフトバンク先発陣の成績】
東浜 巨    14勝4敗 防2.57
バンデンハーク 12勝6敗 防3.07
千賀滉大    12勝3敗 防2.29
中田賢一     6勝6敗 防4.88
石川柊太     6勝2敗 防2.60
武田翔太     5勝2敗 防2.77
和田 毅     3勝0敗 防1.04
松本裕樹     2勝4敗 防4.78
寺原隼人     1勝2敗 防4.71
山田大樹     1勝0敗 防3.68
大隣憲司     0勝1敗 防14.73
摂津 正     0勝2敗 防6.93
※9月7日終了時点(成績は先発時のみ)

【パ・リーグのチーム先発投手成績】
ソフトバンク 62勝32敗 防3.33
西武     56勝37敗 防3.71
楽天     46勝40敗 防3.44
オリックス  36勝49敗 防3.78
ロッテ    30勝60敗 防4.31
日本ハム   29勝58敗 防4.46
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