ツインスティックバット手にする辻監督[提供=埼玉西武ライオンズ]

 西武は18日のソフトバンク戦を「ツインスティックバット応援デー」と銘打ち、来場者全員に辻発彦監督の写真入りツインスティックバットを配布する。

 今季、西武は観客動員人数の実数発表を開始した2005年以来、最速での100万人突破(44試合目)を達成。また、チーム59年ぶりとなる13連勝(7月21日対日本ハム戦~8月4日対ソフトバンク戦)を記録するなど、大きな盛り上がりを見せた。

 これらは、「日頃よりファンの皆さまが応援してくださっているからこそ」と辻監督は話しており、その感謝の意を込めて、9年ぶりのパシフィック・リーグ優勝、そして日本一奪還へ向けて、更なる声援と、辻監督が選手だった時代から応援していただいているファンにも再び応援していただきたいとの思いから辻監督の写真を使用したデザインに決定したという。

 一足早く、「辻監督写真入りツインスティックバット」を手にした監督は、「我々は試合に勝てるように精一杯がんばりますので、ファンの皆さんはこれを必死に叩いて、我々に勝利の力を与えていただきたいと思います。私の顔写真が入っていますので、顔だけは叩かないでいただいて…(笑)。いい音を選手たちに送ってください。よろしくお願いいたします」とコメントした。

 また、17日、18日の対ソフトバンク戦、23日(土)、24日(日)の対オリックス戦の計4試合で「オリオンビール ビアガーデン」をドーム前広場で開催。開催期間中、数量限定で沖縄出身3選手(山川穂高選手、多和田真三郎投手、国場翼投手)コラボ限定ビアカップ付きオリオンビールを950円(税抜)で販売する。

 9日試合終了時点で、ソフトバンクのマジックは「6」まで減った。このままいけば、メットライフ3連戦での優勝の可能性もあり得る。

 しかし、13日からは絶好調をささえた“炎獅子”ユニフォームの再着用も決まっている。反撃の準備は整った。奇跡を信じ、「辻監督のツインスティックバット」でライオンズナインを後押ししたいところだ。

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