ドジャース・前田健太

○ ジャイアンツ 8 - 6 ドジャース ●
<現地時間9月11~12日 AT&Tパーク>

 ドジャースの前田健太は現地時間11日(日本時間12日)、敵地で行われたジャイアンツ戦に先発登板。3回までに4点を失う苦しい展開で今季最短タイの降板となった。後にチームが追いついて負けは消えたものの、チームは敗れた。

 本来は現地時間19時15分(日本時間11時05分)の開始予定だったこの試合。それが雨のために開始が遅れ、約40分遅れのプレイボールとなるも、直後に雨が強まって再び中断。試合が再開したのは、なんと約3時間待っての現地23時頃のことだった。

 登板を待たされた前田はスパンの2ランで失点すると、2回にも先頭のパーカーにライトスタンドまで叩き込まれて失点。4回にもパニックの内野ゴロの間に追加点を許し、3回4失点と波に乗れないままマウンドを降りた。

 しかし、直後の4回に味方打線が奮起して一挙4得点。5回にはプイグに一発が飛び出し、ついには逆転に成功する。

 ところが4番手のシングラーニがスパンとポージーに連続適時打を浴びて逆転を許すと、6回に一時追いつくも直後の裏にペンスに適時打を浴びて6-7。7回にはポージーに適時打を浴びて突き放されると、いま打線にはその点差をはね返す力はなく…。ドジャースは6-8で敗れ、連敗は11に伸びた。

 雨により合計3時間以上も遅れた試合が終わったのは夜中の2時10分過ぎ。ドジャースにとってはダメージの大きい敗戦となったが、依然として2位・ダイヤモンドバックスとの差は9ゲーム。ここ17戦で1勝16敗と大ブレーキが続いているが、地区首位はキープしている。

もっと読む