◆ マジックはともに「4」
レギュラーシーズンもいよいよ大詰め。セ・リーグ首位をひた走る広島とパ・リーグ首位を快走するソフトバンクの優勝が秒読み段階に入っている。
古葉竹識監督が率いた1979年~1980年以来の連覇に挑む広島。“神ってる”と評された昨季の快進撃に負けず劣らずの強さを発揮し、昨シーズンが“出来過ぎ”ではなかったことを証明するように勝ち進んだ。
一方のソフトバンクは、最大11.5ゲーム差をひっくり返された昨季の雪辱が最大の原動力。前半戦こそ楽天の後塵を拝する2位の期間が長かったが、オールスター明けからもう一段階ギアを上げて後続をぶっちぎり。今や2位・西武に14.5ゲーム差をつける独走状態となっている。
広島とソフトバンクの優勝マジックはともに「4」。最短優勝も同じ9月14日となっており、1958年の巨人と西鉄以来となる59年ぶりの両リーグ揃っての“同日優勝”というのも現実味を帯びてきた。
◆ 同日なら59年ぶり4度目
では、最短優勝のシミュレーションをしてみよう。以下は広島とソフトバンクの今後1週間のスケジュール。
▼ セ・パ首位チームの今後1週間
広=DeDe-ヤヤ神--
ソ=オオ-西西西-日
広島の最短優勝は13日・14日のDeNA戦に連勝し、阪神が巨人に連敗した場合の14日。DeNAと巨人が熾烈なCS出場争いを繰り広げているだけに、そこへの影響も気になるところだ。
また、DeNA戦の後も1日空けて土日にヤクルトとホームでの2連戦があり、1991年以来となる本拠地での胴上げ(※マツダでは初)への期待も高まっている。
ソフトバンクは13日・14日のオリックス戦に連勝し、西武が楽天に連勝した場合に最短での胴上げ。西武にとっては2位を争う楽天との大事な直接対決であり、その後メットライフにソフトバンクを迎えることから、本拠地胴上げを阻止するためにも絶対に負けられない2連戦となる。
またソフトバンクとしても、14日のオリックス戦の後はホームに戻ってくるのが23日となるだけに、是非とも14日に決めてしまいたいところだ。
『セ・パ同日優勝』となれば、1951年と1954年、そして1958年に次ぐ史上4度目のこと。果たして59年ぶりの珍事となるか…。“Xデー”は刻一刻と迫ってきている。
【セ・パ同日優勝】
・1951年9月23日
(セ)巨人 (パ)南海
・1954年10月19日
(セ)中日 (パ)西鉄
・1958年10月2日
(セ)巨人 (パ)西鉄