フィリーズ戦に先発した前田健太

● フィリーズ 4 - 5 ドジャース ○
<現地時間9月21日 シチズンズバンク・パーク>

 ドジャースの前田健太が現地時間21日(日本時間22日)、敵地でのフィリーズ戦に先発登板。今季最短タイの3回2失点で降板した。チームは5-4で逆転勝ちを収め、地区優勝マジックを「1」とした。

 前田は初回、先頭のヘルナンデスを四球、続くガルビスに右安打を許し、無死一、二塁。3番・ウィリアムス、4番・ホスキンスを連続三振に仕留めるも、5番・アルテールに再び四球を与え、二死満塁のピンチを背負う。しかし、6番・ヘレラを見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 2回は三者凡退で終えたが、2点リードとなった3回、先頭のヘルナンデスにセンターへの二塁打を浴びると、一死三塁から3番・ウィリアムスに同点2ランを許した。後続は打ち取り、勝ち越し点は許さなかったが、4回の攻撃で代打を送られ、降板。前回登板の12日ジャイアンツ戦に続いて、今季最短タイ3回での降板となった。3回、61球を投げて3安打2四球3奪三振2失点、の内容で、防御率は4.25となった。13勝目はまたもやお預けとなった。

 なお、チームはその後、5回に勝ち越しを許すも、6回にグランダーソンのソロで1点差とすると、7回にイーシアのソロで同点。一死三塁からベリンジャーの一ゴロの間に三走が生還し、逆転に成功。そのまま1点差を逃げ切り、5-4で勝利を収めた。

 連敗を「4」で止めたドジャースは、地区優勝マジックを「1」とした。

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