青木宣親,
3回に先制点の足掛かりとなる中前打を放つメッツの青木宣親

● メッツ 3 - 4 ナショナルズ ○
<現地時間9月23日 シティ・フィールド>

 メッツの青木宣親が23日(日本時間24日)、本拠地でのナショナルズ戦に「1番・右翼」で先発出場。3安打2打点をマークした前日に続き、この日も2安打1得点と活躍。チームは延長戦の末に敗れたが、好投手相手に快音を連発した。

 この日の相手先発は、すでに14勝(4敗)を挙げ、4年連続2ケタ勝利を決めているストラスバーグ。そんな好投手に対し青木は、初回の第1打席で左前打を放つと、3回の第2打席でも中前へ弾き返し、早くも2戦連続のマルチ安打とした。

 メッツは青木の中前打を口火に、一挙3点を先制。青木は4番ニモーの適時二塁打で先制のホームを踏み、得点も2戦連続となった。第3打席以降は遊直、中飛、遊ゴロに倒れ、この日は5打数2安打1得点の成績。連日の3安打とはならなかったが、メッツへ移籍した9月以降、早くも6度目となるマルチ安打をマーク。今季の通算打率は.285へアップした。

 チームは逆転負けを喫したが、今季3球団目の新天地で躍動する青木。また今年も、安定と実績のシーズン打率.280、出塁率.350へ近づきつつある。

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