23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、「タイガースは若手がいっぱいいますけど、今後の課題となりますよね」と話した。
金本知憲監督が“超変革”を掲げた昨季、新人王に輝いた高山俊をはじめ、北條史也、原口文仁が成長。今季はさらなる飛躍が期待されたが、北條と原口は現在二軍調整中、高山も24日まで二軍で汗を流すなど、思うような働きができていない。他の若手野手もチャンスを与えられているが、昇格と降格を繰り返し、一軍定着に至っていないのが現状だ。
こうした状況を踏まえ江本氏は「若手を使っていくのはいいんですけどね」と前置きをしたうえで、「1年間いい成績が残せると確信をもって使わないと。要するに一軍は育成の場ではない」とチクリ。
「ここは戦う場。成績を残してチャンスを掴みとる場なので、最初からやってみないと分からないと思う選手を使っちゃいけないんですよ。そこの考えがちょっと違うんですよね」と続けた。
今季は7年目の中谷将大が生え抜きの右打者では06年の浜中治氏以来となる20本塁打を記録したが、高山が打率.248、原口が打率.226、北條が打率.210と苦しみ、多くの若手が苦戦し一、二軍を行き来するシーズンとなった。福留孝介、鳥谷敬、糸井嘉男といったベテランが打線の軸となっているが、近い将来を考えると若手選手の活躍は必要不可欠だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
金本知憲監督が“超変革”を掲げた昨季、新人王に輝いた高山俊をはじめ、北條史也、原口文仁が成長。今季はさらなる飛躍が期待されたが、北條と原口は現在二軍調整中、高山も24日まで二軍で汗を流すなど、思うような働きができていない。他の若手野手もチャンスを与えられているが、昇格と降格を繰り返し、一軍定着に至っていないのが現状だ。
こうした状況を踏まえ江本氏は「若手を使っていくのはいいんですけどね」と前置きをしたうえで、「1年間いい成績が残せると確信をもって使わないと。要するに一軍は育成の場ではない」とチクリ。
「ここは戦う場。成績を残してチャンスを掴みとる場なので、最初からやってみないと分からないと思う選手を使っちゃいけないんですよ。そこの考えがちょっと違うんですよね」と続けた。
今季は7年目の中谷将大が生え抜きの右打者では06年の浜中治氏以来となる20本塁打を記録したが、高山が打率.248、原口が打率.226、北條が打率.210と苦しみ、多くの若手が苦戦し一、二軍を行き来するシーズンとなった。福留孝介、鳥谷敬、糸井嘉男といったベテランが打線の軸となっているが、近い将来を考えると若手選手の活躍は必要不可欠だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)