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巨人・菅野智之 好調の原因となった睡眠法とは?

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【プロ野球阪神対巨人】巨人・菅野智之=2017年9月20日甲子園球場 写真提供:産経新聞社
昨日のヤクルト戦で17勝目。防御率と合わせ、投手2冠は決定的です。特に、最多勝のタイトルは自身初。

「今年はボールに力が出てきた。おもしろいように空振りをとれる」

と話しているようです。さて、技術的にどこが違うか、といえば、「左足を引いて投げる」。投球フォームで、左足を踏み出し、ボールをリリースするまでが、かなりはやくなったといわれている。なかなか、ファンの目ではわかりづらいと思いますが…。かつて、全盛期の上原がそのようだったと記憶しています。

菅野が勝てる要因は、野手との相乗効果もあげられるでしょう。抜群の制球力は、守備のリズムが良くなる。試合時間がとにかく短い。アウトコース、アウトコース、緩いボール、そして、アウトコースというのが、基本的な配球法で、ワンパターンでもコントロールがいい。だから、なかなか打てないのです。浪人時代、精密機械の異名をとった、グレッグ・マダックスの「27球で27のアウトをとる」ことに触発され、制球力に磨きをかけた。

2011年のドラフトで日本ハムから1位指名され、あえて浪人の道を選択した、回り道が巨人の大エースに押し上げたことも確か。原辰徳前監督は、

「智之は、立派になった」

と手放しで絶賛しています。学生時代から、いくら素晴らしい投球をしても、翌日、新聞には原監督の甥の見出しが必ずつきました。それも、菅野よりも大きい。「いつか、原監督の甥の見出しを小さくする」と誓ったそうです。なるほど、今春のWBCでは菅野は、日本のエースにもなった。

一方、ここまでの実績を重ねれば、次のステージを狙わなければなりません。以前からメジャー志向がある。ただし、巨人は、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆が、オーナー時代、

「選手を売り飛ばすなんて言語道断。もっと、愛国心を」

という発言から、ポスティングシステムのメジャー移籍を封印している。

移籍の方法は2021年、FA資格を取得してから。でも、その時には32歳となっていますが、上原の成功例があるだけに、追いかけ続けるメジャー球団もあります。現時点では日本ハム・大谷以上の評価を受けているのも当たり前でしょう。

今季、こだわったのは、「プロになった人は、もともと技術の差がそれほどない。差が出るのは、どんな生活を送るか」との持論がある。そこで、睡眠方法を見直した。姿勢は左肩を下にする。寝違える可能性が高いので、うつ伏せはご法度。物音がすると寝入りばなを起こされることもあるので、テレビのオフタイマーを30分、セットする。さらに、浴室の隣にビニール製のプールを置き、そこには氷水を入れ、交代浴を欠かさない。「体温が下がることで眠りが深い」と効果を強調しています。

さて、もっかチームはCS出場が大ピンチ。巨人は、このシステムが構築された07年から、10年連続で出場を果たしている。最終戦での登板が予定されています。

9月27日(水) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」


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