ニュース 2017.10.02. 12:30

162試合の激闘に幕…メジャー日本人選手の今季成績まとめ

無断転載禁止
ダルビッシュと前田健太が同じチームに!

MLBのレギュラーシーズンが終了


 現地時間10月1日(日本時間2日)、メジャーリーグのレギュラーシーズン全日程が終了。以下の10チームがプレーオフへの挑戦権を掴んだ。

【MLB・プレーオフ進出チーム】
▼ ア・リーグ
レッドソックス(東地区優勝)
インディアンス(中地区優勝)
アストロズ(西地区優勝)
ヤンキース(ワイルドカード1位)
ツインズ(ワイルドカード2位)

▼ ナ・リーグ
ナショナルズ(東地区優勝)
カブス(中地区優勝)
ドジャース(西地区優勝)
ダイヤモンドバックス(ワイルドカード1位)
ロッキーズ(ワイルドカード2位)

 勝ち残ったチームに在籍する選手たちはこれからが本番となるが、ひとまずシーズンとしてはここで一区切り。162試合の激闘を終えた日本人選手たちの今季の成績を振り返ってみよう。


マーくん&マエケンがトップ13勝、ダルは3年ぶりの2ケタ勝利


 今季メジャーの舞台で登板した日本人投手は6名。成績は以下の通り。

▼ 田中将大(ヤンキース)
30試(178.1回) 13勝12敗 奪三振194 防御率4.74 WHIP1.24

 田中は日本人トップの13勝をマークしたが、防御率にも表れている通り、安定感に欠いた投球が目についたのも事実。投げてみないと分からない部分は地元メディアやファンからも厳しい評価が多く、酷評と称賛の繰り返しで何度も手のひらを返させた。一発勝負のワイルドカードゲームの先発はセベリーノに譲ったため、突破できなければ田中のシーズンはこのまま終了となる。


▼ 前田健太(ドジャース)
29試(134.1回) 13勝6敗1セーブ 奪三振140 防御率4.22 WHIP1.15

 前田も最終戦の勝利で田中に並ぶ日本人トップの13勝目を挙げたが、今季は29試合中4試合が中継ぎとしての登板。ポストシーズンもリリーフ起用が濃厚となっており、本人としては悔しい思いも強いことだろう。


▼ ダルビッシュ有(ドジャース)
[通算] 31試(186.2回) 10勝12敗 奪三振209 防御率3.86 WHIP1.16
・TEX:22試(137.0回) 6勝9敗 奪三振148 防御率4.01 WHIP1.17
・LAD: 9試(49.2回) 4勝3敗 奪三振61 防御率3.44 WHIP1.15

 今季の日本人投手に関する大きなトピックスと言えば、ダルビッシュの移籍だろう。メジャーでは珍しいことではないとはいえ、6年間在籍していたレンジャーズを離れることになった時には大きな衝撃が走った。今季はトータルで10勝12敗と負け越しも、実に3年ぶりとなる2ケタ勝利をマーク。トミージョン手術からの完全復活へ、ポストシーズンでの活躍に期待がかかる。


▼ 田沢純一(マーリンズ)
55試(55.1回) 3勝5敗 奪三振38 防御率5.69 WHIP1.39

 8年間在籍したレッドソックスを離れ、マーリンズに移籍した田沢。メジャー日本人初となる5年連続の50試合登板を達成したものの、防御率が示す通り打ち込まれるシーンも目立った。


▼ 上原浩治(カブス)
49試(43.0回) 3勝4敗2セーブ 奪三振50 防御率3.98 WHIP1.16

 今年で42歳を迎えた鉄人。序盤は抜群の安定感でチャンピオンチームのブルペンを支えたものの、夏場に入ると徐々に調子を崩し、8月には3試合連続失点を喫して故障者リスト入りも。その後は一度復帰を果たしたが、現在は体調不良で再び戦線離脱中。現地9月2日を最後に登板がない。チームは地区優勝を果たし、プレーオフ進出を決めているが、上原の復帰はあるだろうか。


▼ 岩隈久志(マリナーズ)
6試(31.0回) 0勝2敗 奪三振16 防御率4.35 WHIP1.26

 今季は開幕6戦未勝利と苦しいスタートの中、現地5月3日の登板を最後に右肩の違和感で戦線離脱。その後はマイナーで復帰に向けた調整を行うも、なかなか快方には向かわず。来季を見据え、現地9月30日に右肩のクリーニング手術を受けたことを報告した。自身のインスタグラムで「無事に終わり、安心しました。来シーズンの復帰に向けてリハビリしっかり頑張ります」と意気込みを語っており、来季の復活にかける。


記録と戦ったイチロー、3チームを渡り歩いた青木


 野手ではイチローと青木宣親の2名が奮闘。今季の成績は以下の通り。

▼ イチロー(マーリンズ)
136試 打率.255(196ー50) 本塁打3 打点20 OPS.649(出.318/長.332)

 メジャー17年目のシーズンは出番も限定的で、長らく打率1割台に低迷するなど大不振。それでも6月に月間打率.272と復調の兆しを見せると、7月は同.321、8月は同.346と夏場に向けて一気に調子を上げていった。今季の代打安打27は、メジャー記録にあと1本に迫る大記録。メジャー通算安打は3080まで伸ばし、歴代22位まで浮上している。


▼ 青木宣親(メッツ)
[通算] 109試 打率.277(336ー93) 本塁打5 打点35 OPS.728(出.335/長.393)
・HOU:70試 打率.272(202ー55) 本塁打2 打点19 OPS.694(出.323/長.371)
・TOR:12試 打率.281(32ー9) 本塁打3 打点8 OPS.888(出.294/長.594)
・NYM:27試 打率.284(102ー29) 本塁打0 打点8 OPS.743(出.371/長.373)

 今季はヒューストンで始まり、トロントを経てニューヨークにたどり着いた青木。激動のメジャー6年目は開幕前にWBCにも参戦し、現地6月11日の試合では日本人史上7人目となる日米通算2000安打を達成した。また、現地6月30日のヤンキース戦ではメジャー初登板も果たしている。


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