西武の辻発彦監督

● 西武 6 - 8 日本ハム ○
<25回戦 メットライフ>

 日本ハムが3番大田の活躍などで打撃戦に勝利。西武は本拠地での今季最終戦を勝利で飾れなかったが、79勝61敗3分けの2位でレギュラーシーズンを終えた。

 試合後にはセレモニーが行われ、炭谷選手会長が「『今年こそ必ず優勝を」と挑んだシーズンでしたが、夏の追い上げも及ばず、優勝することができませんでした。しかし、僕たちの戦いはまだ残っています。6月に亡くなられた森投手コーチの想いも胸に、クライマックスシリーズ、日本シリーズを勝ち進み、日本一の栄光をつかみたいと思います」と挨拶した。

 続いて辻監督がマイクの前に立ち、「大勢のファンの皆様のご声援をただき、選手たちは本当に一生懸命頑張ってくれました。残念ながら優勝は逃しましたが、私たちにはクライマックス、日本シリーズを目指すチャンスがあります。また、メットライフドームで戦えることが大きなアドバンテージになり、力となります。我々とともに日本一を目指し頑張って行きましょう」とポストシーズンでの共闘を呼びかけた。

 今季の西武は辻新体制でスタート。再建を託された指揮官は新主将に浅村を指名し、新人の源田を正遊撃手に抜擢するなど、まずはディフェンス強化に着手した。その結果、昨季の101失策から、今季は88失策へ減少。投手陣では菊池がエースへと成長し、牧田、シュリッター、増田の勝ちパターンを確立した。

 攻撃陣では秋山、浅村の主軸がフル出場し、源田も新人では史上4人目となるフルイニング出場を果たした。その源田、金子侑、外崎ら機動力が使える選手も増え、大味だった打線が変化。中盤以降は山川、ケガで出遅れていた森らが加わり、バランスが良くなった打線はリーグ最多の690得点(5日現在)を記録した。

 名門再建はまだ序章だが、昨季の借金12(64勝76敗3分け)から、今季は貯金18へ良化。順位も4位から2位へ躍進し、12日からは3位・楽天を本拠地に迎え、CSファーストステージを戦う。

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ベースボールキング編集部

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