【ナ・リーグ地区シリーズ第3戦】
○ カブス 2 - 1 ナショナルズ ●
<現地時間10月9日 リグリー・フィールド>
ナ・リーグの地区シリーズ第3戦が現地時間9日(日本時間10日)に行われ、昨季のワールドチャンピオン・カブスがナショナルズに逆転勝ち。対戦成績を2勝1敗とし、地区シリーズ突破に王手をかけた。
敵地で星を分け合い、ホームに帰ってきたカブス。この日はナショナルズ先発のシャーザーを前に打線が苦しみ、なんと6回まで無安打と沈黙。0-1とリードを許したまま終盤戦を迎える。
流れが変わったのは7回。一死からゾブリストがチーム初安打となる二塁打を放つと、ナショナルズはシャーザーを下げて左腕のソリスをマウンドへ。すると代打で出場したアルモラが期待に応えるセンターへの安打を放ち、走者が生還。1-1の同点に追いつく。
さらに8回には先頭が四球で出ると、送って一死二塁からブライアントは空振り三振に倒れるも、主砲・リゾがレフト前に落とす執念の適時打。2-1と逆転に成功した。
終盤にひっくり返し、最後は守護神のデービスが9回を3人斬り。カブスがホームで鮮やかな逆転勝ちを収め、2勝1敗で地区シリーズ突破に王手をかけた。