【ナ・リーグ地区シリーズ第3戦】
● ダイヤモンドバックス　1 － 3　ドジャース ○
＜現地時間10月9日　チェース・フィールド＞

　ナ・リーグの地区シリーズ第3戦が現地時間9日（日本時間10日）に行われ、ドジャースがナショナルズに3連勝。リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

　ドジャースは初回、ベリンジャーの内野ゴロの間に1点を先制すると、5回にはベリンジャーがポストシーズン第1号のソロ。今季ブレイクした若き新星の活躍でリードを広げていく。

　無失点投球を続けていた先発のダルビッシュ有は5回に一発で失点を喫したが、直後の6回にバーンズが一発を放って1点追加。6回裏はダルビッシュが先頭打者の頭部に死球を当ててしまい、大ブーイングの中で降板となるも、シングラーニとモローが好リリーフで後続を斬り、嫌な流れを断ち切った。

　2点リードの8回からは前田健太がリリーフ登板。最速95.1マイル（約153キロ）をマークするなど気合の入った投球で1回を無安打、2奪三振と好投。きっちりと役割を果たす。

　そして9回はストッパーのジャンセンがリードを守り抜き、3－1で逃げ切り勝ち。ドジャースが3連勝で地区シリーズを突破し、2年連続でリーグ優勝決定シリーズへと駒を進めた。