日本ハムは11日、栗山英樹監督と2018年シーズン終了まで契約を1年延長することに合意したと発表した。
栗山監督は2012年から指揮を執っており、チームを2度のリーグ優勝に導いた。来季は7年目のシーズンとなる。
栗山監督は球団を通じて「オーナーから今シーズンは終わったこと、来年に向かってしっかり準備してほしいと言葉をかけていただき、それをしっかり肝に銘じて何とかするのが与えられた責任だと思っています。来シーズンに向けてよそのチームより先にスタートできるアドバンテージを生かし、自分がやらなくてはならないことは全てをかけてやっていきます。この時期に野球ができないことほど面白くないものはありません。何とか建て直し、優勝するためのやり方はあるはずなので、そのことだけを考えてやっていきます」とコメント。
末沢壽一オーナーも「来シーズンも栗山監督にチームを率いていただきたいと要請し、契約を1年延長することで受諾いただきました。今シーズンは主軸の故障や不振などが相次ぎ、ファンの皆様のご期待に沿える成績とはいきませんでしたが、これをまた立て直せるのも栗山監督をおいて他にいないと信頼は揺らぎません。ファンの皆様、選手、スタッフ、そして北海道へと常に愛情を持って接することのできる人柄も、ファイターズの指揮官に欠かせない要件です。巻き返しを信じて、栗山監督に来シーズンを託します」と期待を寄せた。
◆ 監督成績
<2012年>74勝59敗11分 勝率.556(1位)
<2013年>64勝78敗2分 勝率.451(6位)
<2014年>73勝68敗3分 勝率.518(3位)
<2015年>79勝62敗2分 勝率.560(2位)
<2016年>87勝53敗3分 勝率.621(1位)
<2017年>60勝83敗0分 勝率.420(5位)