【ナ・リーグ地区シリーズ第4戦】
● カブス 0 - 5 ナショナルズ ○
<現地時間10月11日 リグリー・フィールド>
ナ・リーグの地区シリーズ第4戦が現地時間11日(日本時間12日)に行われ、崖っぷちのナショナルズが快勝。対戦成績を2勝2敗のタイに戻し、最終戦へと望みをつなげた。
カブスに王手をかけられた後、雨天中止で1日休みを挟んで行われた第4戦。ナショナルズはもともと登板予定だったロアークがスライドする予定となっていたが、急遽初戦で先発した怪物・ストラスバーグが中4日で先発した。
前日までは体調不良に苦しみ、直前まで登板するかどうか不明だったという右腕であるが、初回から2つの三振を奪う上々のスタート。2回はゾブリストの二塁打などで一・三塁のピンチを迎えたが、後続を斬って無失点で切り抜ける。
すると、先制点をもらった直後の3回は3連続三振の快投。4回もアウト3つをすべて三振で奪い、7回にはこの日2度目の3者連続三振。援護は1点だったが、7回を106球、3安打、2四球、12奪三振の好投でカブス打線を封じた。
右腕の魂の投球に触発されたか、打線はその裏テイラーにグランドスラムが飛び出して一気に4点を追加。5-0とリードを広げると、8回はマドソン、9回はドゥーリトルと繋いで完封リレー完成。負けたら敗退決定という崖っぷちのナショナルズが敵地で快勝を収め、本拠地で行われる最終戦へ望みを繋いだ。