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若手中心の侍ジャパン 選出されなかった『96年世代』

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楽天・安楽(左)と西武・高橋光。(写真=昨年6月の侍ジャパン大学代表対NPB選抜)

92年と93年世代が最多の6人が代表入り


 11月16日(木)に開幕する『アジアプロ野球チャンピオンシップ2017』に向けた野球日本代表・侍ジャパンのメンバー25名が12日に発表された。

 稲葉篤紀新監督の初陣となる今大会は、3名のオーバーエイジ(OA)枠があるものの、基本的には『24歳以下(1993年1月1日以降の生まれ)』、もしくは『入団3年以内』という制限が設けられている。

 世代別でみると、新人時代から3年連続で20セーブを達成した山崎康晃(DeNA)、今季のセ・リーグで勝率第1位となった薮田和樹(広島)ら大卒・社会人出身の“92年世代”から5名(OAの甲斐拓也を含めると6名)。自身初の2ケタ勝利を達成した今永昇太(DeNA)、4割越えの近藤健介(日本ハム)や今季台頭した宇佐見真吾(巨人)が名を連ねる“93年世代”からは最多の6名が選出された。

 その他の年代を見ても、25歳以上の90年世代は2人で91年世代が3人。24歳以下となる94年世代と95年世代から3人ずつ、97年と98年世代からは1人ずつが代表に選ばれている。

【世代別のアジアプロ野球チャンピオンシップ2017 日本代表】
90年世代:2人(又吉克樹☆、石崎剛)
91年世代:3人(近藤大亮、平井克典、山川穂高☆)
92年世代:6人(山崎康晃、薮田和樹、甲斐拓也☆、源田壮亮、外崎修汰、中村奨吾)
93年世代:6人(多和田真三郎、今永昇太、近藤健介、宇佐見真吾、松本剛、桑原将志)
94年世代:3人(田村龍弘、京田陽太、西川龍馬)
95年世代:3人(山岡泰輔、田口麗斗、上林誠知)
96年世代:0人
97年世代:1人(オコエ瑠偉)
98年世代:1人(堀瑞輝)
☆はオーバーエイジ

96年世代は誰がいる?


 そんな中、世代別に見ると96年世代の選手だけが1人も選出されなかった。この世代の選手では、高橋光成(西武)、安楽智大(楽天)、岡本和真(巨人)といった各チームで将来を嘱望されている選手が揃う。

 残念ながら今季の成績を見てみると、故障による離脱もあった高橋光成が12試合の登板で3勝4敗、防御率4.12。安楽はオープン戦で好投し、ローテ入りが期待されたが故障により開幕には間に合わなかった。その後、6月14日のヤクルト戦で今季初先発を果たしたが、1勝5敗、防御率4.06。援護に恵まれない試合もあったが、悔しいシーズンとなった。

 岡本は開幕戦に『7番・左翼』で先発出場するなどチャンスをもらったが、結果を残すことができず4月21日に二軍落ち。シーズン終盤に再昇格するも、今季はわずか15試合の出場にとどまり、打率も.194。大きな期待をかけられながら今季もレギュラー定着には至らなかった。

 その他、96年世代にはプロ初勝利を含む2勝を挙げた松本裕樹(ソフトバンク)、今季37試合に登板した石川直也(日本ハム)、今季61試合でマスクを被った清水優心(日本ハム)といった選手がいる。

 今大会では選出されることのなかった“96年世代”だが、まだ高卒3年目の20~21歳。彼らの成長に加え、今後は大卒や社会人出身の注目株も出てくるはず。3年後の東京オリンピックでは、大きく成長した96年世代の活躍にも期待したい。

【主な96年世代の選手】
松本裕樹(ソフトバンク)
高橋光成(西武)
安楽智大(楽天)
宗佑磨(オリックス)
石川直也(日本ハム)
清水優心(日本ハム)
浅間大基(日本ハム)
藤井皓哉(広島)
岡本和真(巨人)
植田 海(阪神)

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