いよいよあす14日、「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」(以下CS)が開幕する。
CS開幕に先立ち、共同記者会見が13日、所沢市内で行われ、西武の浅村栄斗主将、秋山翔吾外野手、嶋基宏主将、銀次内野手が出席した。
両軍ともに2013年以来、4年ぶりのCS進出。目前に控えるCSファーストステージに向け、意気込みなどを語った。
今季から背番号「3」を背負い、主将としてチームを引っ張ってきた浅村は「4年ぶりのCSにワクワクしている。(楽天は)簡単に勝てるチームではないが、一球一球大事に勝負していきたい」と気合を入れた。
楽天は嶋が「3位ということで、怖いもの知らずでいくだけ」と話すと、銀次も「挑戦者の気持ちをしっかり持って、熱い戦いを見せられれば」と“下剋上”へ鼻息を荒くした。
◆ 共同会見一問一答
――意気込み
浅村 ライオンズはCS出場が4年ぶりということで、本当にワクワクしています。それと当時に、簡単に勝てるチームではないので、一球一球大事に勝負していきたい。
秋山 4年ぶりの出場となりますが、若い選手も多く出てきて、初めて経験するリーグ戦とは違う緊張感の中でやれる喜びもあると思いますし、とてつもない緊張に襲われると思いますが、チーム一丸となって上にあがっていきたい。
嶋 楽天は2013年以来のCS進出。3位ということで、選手が一つとなって怖いもの知らずでいくだけだと思っています。とにかくチームの雰囲気、チームが一丸になることが一番大事だと思いますので、あすからの戦い、そういうところを見ていただきたい。
銀次 西武はとても強いチーム。挑戦者の気持ちをしっかり持って、熱い戦いを見せられればいいなと思います。
――ポストシーズンを勝ち抜くのに一番大事なことは?
秋山 短期決戦なので、調子の良し悪しよりも、チームがまとまって一つの目標に向かう気持ちが一番大事。
浅村 (秋山と)同じく、チームが一つになって戦わないといけない。
嶋 チームがとにかく一つになって、全員で戦うことが一番大事。
銀次 とにかく気持ちです!
――お互いのチームの脅威だと思うところは?
秋山 楽天は、外から見ていても点が入るときの雰囲気がうまい。そのまとまりが一番の脅威。
浅村 先発陣も良いですし、中も後もいい。バッターも良いバッターがいっぱいいるので、総合的にいいチームだと思います。
嶋 キャッチャーの目線で見ると、西武の打線はいろいろな攻撃パターンがある。足を使ったり、ホームランが打てる打者もそろっている。ファールで粘って四球をとって、足でかき乱すといういろんな攻撃ができるので、キャッチャーとしては、いろんなところに気を使わないといけないと感じている。
銀次 ここぞというときの一発が怖いです。
――どんな野球をしたいか
秋山 個人の成績は、どんな成績でも関係ないと思うので、チームを鼓舞するプレーや打席の姿を見せられるようにやりたい。チームとしては順位関係なく、とにかく上を目指すつもりで、今目の前にいる楽天をまず倒すその気持ちだけ持ってやりたい。
浅村 ポストシーズン、順位は関係ないと思うので、とにかく一つずつ大事に戦っていきたい。
嶋 メットライフドームは今季だけ見ても楽天は非常に苦手にしていますし、先発の菊池投手も楽天は非常に苦手にしている。でも、短期決戦になればシーズンとは別のものと感じてやっていかなければいかない。とにかくバッテリーで最少失点で凌いで、勝機を見出したい。
銀次 一球一球しっかり集中して戦っていきたい。