「優勝フラッグを毎年立てられるように」
ロッテは14日、井口資仁氏の新監督就任会見を行った。
「引退して以来、こんなにすぐにマリーンズのユニホームを着られるとは。球団に感謝したい」と、まずは感謝の言葉を述べた井口新監督。「フロント、首脳陣、選手がひとつになって、最後はファンの皆さんと優勝に向かって突き進みたい。球場のポールに優勝フラッグを毎年立てられるように頑張りたい」と意気込みを語った。
ロッテは今季54勝87敗2分の最下位。立て直しへ課題は山積みであるなか、球団は引退直後のヒーローにチームを託した。その点に関して山室球団社長は「誰よりも現地点でチームの弱点、進むべき点が分かっている。選手との信頼関係ができあがっている」と新監督ならではの強みを説明。「チームをすぐに変えられると判断した」と要請に至った経緯を説明している。
これで正式にNPB史上初となる『MLBを経験した日本人監督』が誕生。背番号も現役時代と変わらない「6」ということで、秋から大いに話題を集めそうだ。