神ってるとは、このことでしょうか。4回まで横浜DeNAの先発、石田に12球団最強の広島打線がノーヒットと沈黙していました。しかし、5回の攻撃で田中が2死満塁でセンター前の2点タイムリーを放って先制に成功。さらに1点を加えました。その攻撃が終了すると、雨が激しくなり結局、CS初の5回コールドゲームに。ペナントレース同様、広島の神がかりの強さを目の当たりにしました。
というわけで、ヒーローは田中です。昨年のクライマックス・シリーズ ファイナルステージでも大活躍。8割3分3厘という驚異的な打率で、文句なしのMVPを獲得しました。短期決戦には、こういう選手が必要なのです。神奈川県厚木市出身で、東海大大相模から東海大。押しも押されない、巨人のエースとなった菅野と7年間、一緒でした。卒業後は、社会人のJR東日本。この経緯なら、巨人が目をつけないはずはありません。なぜ、2013年のドラフト3巡目で広島へ入団したのでしょうか。誰もが疑問に感じるところです。
理由は簡単。巨人から誘いがあった田中は、それを断ったのです。坂本がショートのレギュラー。仮に入団しても、他のポジションにコンバートされるのは明らかでした。頑固一徹。職人肌の田中は、ショートに人一倍のこだわりがある。
「あれほど、すごいショートいない」
と語っているのは、セでは横浜、広島でプレーした石井琢朗、パが松井稼頭央。
「本当に格好いいと思っています」。
レギュラーをつかむためには、巨人以外の球団へ行くしかない。確かに、広島を選択したのは正解でした。そんな経緯を広島ファンも知っている。だから、ものすごい人気があります。
今季は盗塁王、最高出塁率と2つのタイトルを獲得。打率、本塁打、打点の主要タイトルとは比較できないものの、この2冠はなかなかの快挙でスーパーな選手でなければできません。過去、この2つを同時にとったのは、オリックス時代のイチロー、ヤクルト・山田の2人。しかし、田中がペナントレースで喜んでいたのは、2年連続の1番フル出場でした。広島には、高橋慶彦、野村謙二郎という球史に残るリードオフマンがいますが、1番でフル出場していない。フロントが高い評価をしているのは、そこがポイント。
「結果を出すことはもちろん。しかし、もっと大事なことは試合へ出続けることです」
と独自の美学がある田中、昨年同様、クライマックス・シリーズ ファイナルステージでのMVP連続受賞となるでしょうか。
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というわけで、ヒーローは田中です。昨年のクライマックス・シリーズ ファイナルステージでも大活躍。8割3分3厘という驚異的な打率で、文句なしのMVPを獲得しました。短期決戦には、こういう選手が必要なのです。神奈川県厚木市出身で、東海大大相模から東海大。押しも押されない、巨人のエースとなった菅野と7年間、一緒でした。卒業後は、社会人のJR東日本。この経緯なら、巨人が目をつけないはずはありません。なぜ、2013年のドラフト3巡目で広島へ入団したのでしょうか。誰もが疑問に感じるところです。
理由は簡単。巨人から誘いがあった田中は、それを断ったのです。坂本がショートのレギュラー。仮に入団しても、他のポジションにコンバートされるのは明らかでした。頑固一徹。職人肌の田中は、ショートに人一倍のこだわりがある。
「あれほど、すごいショートいない」
と語っているのは、セでは横浜、広島でプレーした石井琢朗、パが松井稼頭央。
「本当に格好いいと思っています」。
レギュラーをつかむためには、巨人以外の球団へ行くしかない。確かに、広島を選択したのは正解でした。そんな経緯を広島ファンも知っている。だから、ものすごい人気があります。
今季は盗塁王、最高出塁率と2つのタイトルを獲得。打率、本塁打、打点の主要タイトルとは比較できないものの、この2冠はなかなかの快挙でスーパーな選手でなければできません。過去、この2つを同時にとったのは、オリックス時代のイチロー、ヤクルト・山田の2人。しかし、田中がペナントレースで喜んでいたのは、2年連続の1番フル出場でした。広島には、高橋慶彦、野村謙二郎という球史に残るリードオフマンがいますが、1番でフル出場していない。フロントが高い評価をしているのは、そこがポイント。
「結果を出すことはもちろん。しかし、もっと大事なことは試合へ出続けることです」
と独自の美学がある田中、昨年同様、クライマックス・シリーズ ファイナルステージでのMVP連続受賞となるでしょうか。
10月19日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」
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