【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦】
○ カブス 3 - 2 ドジャース ●
<現地時間10月18日 リグリー・フィールド>
カブスとドジャースによるリーグ優勝決定シリーズ第4戦が18日(日本時間19日)に行われ、空中戦を制したカブスがこのシリーズ初勝利。通算成績を1勝3敗とし、2年連続世界一への望みをつないだ。
カブスは2回、5番コントレラスが豪快なソロ弾を左翼席へ運び先制。さらに二死から、7番バエスも左翼ポール際へのソロ弾を放ち2-0とした。バエスは2-1の5回にも、左翼席へのソロを放ち2打席連発。カブスはこの日も打線の繋がりを欠いたが、豪快な一発攻勢で試合の主導権を握った。
投げては先発のアリエッタが、6回2/3をソロ被弾による1失点と好投。7回は二死一、二塁のピンチで降板したが、代わったダンシングが4番ベリンジャーを左飛に打ち取った。
8回表には、ストライク判定を巡りマッドン監督がこのシリーズ2度目の退場処分。場内は異様な雰囲気となったが、8回から登板した守護神のデービスが、ドジャース打線の反撃を1点に抑えた。
対するドジャースは、打線がアリエッタの前に沈黙。先発のウッドは3発のソロ弾に泣き、ポストシーズン初黒星を喫した。7回裏には前田健太が4番手として登板。打者3人をパーフェクトに抑え、ポストシーズン4試合連続無失点としたが、チームのポストシーズン連勝は「6」で止まった。