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ソフトBと楽天、明暗を分けた継投策

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6回、ソフトバンク・内川(左)に同点本塁打を浴びた楽天・宋家豪=ヤフオクドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

早めの継投が功を奏したソフトバンク


 ソフトバンクと楽天の継投策が勝敗を分けた。

 ソフトバンクは2-2の5回、先発・バンデンハークが二死一、二塁からウィーラーに一時勝ち越しとなるタイムリーを浴びると、ここで嘉弥真新也にスイッチ。なお二死二、三塁でマウンドにあがった嘉弥真は、島内宏明を3球三振に打ち取った。

 6回からマウンドにあがった石川柊太が1イニングを三者凡退に抑えると、1点リードとなった7回からモイネロが1回2/3を無失点。工藤監督は「これはゲームの前からそういう時もあるよという話は本人も含めて伝えてありますので…」と、8回二死走者なしから守護神・サファテを投入。イニング跨ぎとなったサファテだが、危なげないピッチングで試合を締めた。

 21日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズファイナルステージ第4戦 ソフトバンク-楽天戦』で解説を務めた大矢明彦氏は試合後、「僕は今日の(ヒーローは)嘉弥真だと思います。今日の一番のポイントですよ」と5回のピンチで好救援を見せた嘉弥真の投球を評価した。

裏目に出た楽天の投手継投


 一方の楽天は、5回を2失点に抑えていた岸孝之に代えて、1点リードの6回から宋家豪にマウンドを託した。

 今季一軍の登板はわずか5試合だった宋だが、CSファーストステージから安定した投球を披露。この日は1点リードの6回からの登板となった。だが、この早めの継投が裏目に出る。

 3試合連続本塁打中の内川聖一にレフトスタンド中段に運ばれる同点ソロを打たれると、続く中村晃に投じた初球のストレートをライトスタンドに勝ち越しのソロを浴びた。

 大矢氏は「この怖さがこういうピッチャーにはあるんですよね。だんだん出すランクが上がってきましたので、キャリアがない分、これはありますよね」とコメント。「楽天とすれば、ここまで内川、中村、松田までなんとか1イニングこの宋でいけたらという気持ちがあったと思うんですよね」と首脳陣の考えを代弁していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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