5回途中で降板を告げられた大瀬良(左から3人目)のもとに集まる広島ナイン=マツダ(C)KYODO NEWS IMAGES

セCSファイナルステージ第5戦
● 広島 3 - 9 DeNA ○
<10月24日 マツダスタジアム>

 3位・DeNAとCSファイナルステージを対戦した広島は、初戦こそ3-0(5回降雨コールド)で勝利したが、投打が噛み合わずまさかの4連敗で、日本シリーズ進出を逃した。

 3連敗で後がない広島は初回、丸佳浩、バティスタの2点タイムリーで幸先よく先制する。しかし、先発の野村祐輔がピリッとしなかった。直後の2回に宮崎敏郎にソロを浴びると、3回に桑原将志に逆転2ランを打たれた。

 野村は3回で降板すると、4回から登板した大瀬良大地も、4回と5回ともに二死から失点。1回2/3を投げて3失点という投球内容だった。24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズファイナルステージ第5戦 広島-DeNA戦』で解説を務めた若松勉氏は、「絶対に負けられないという緊張感の中で2人とも腕が振れていなかった。4回、5回は2アウトからですよ。なんとかならなかったのかなというのがベンチサイドだと思うんですけど…」と振り返った。

 その後も広島投手陣はDeNA打線を止めることができず7回に1失点、8回に2失点。投手陣は最終的に16安打、9失点とゲームを作ることができなかった。

 一方の打線は2回以降、6回に新井貴浩のソロで1点を返すのが精一杯。3回と5回に無死一、二塁のチャンスを作るも、3回は新井貴浩が中飛、続く松山竜平が三振ダブルプレー、5回は菊池涼介がダブルプレー、丸佳浩が投ゴロに倒れ、好機で得点に結びつけることができなかった。

 若松氏は「DeNAは甲子園で雨で1試合流れたけど、ゲームをやってきて広島に乗り込みましたよね。広島は宮崎(フェニックスリーグ)に送り込んでゲームをやらせた方がよかったんじゃないかなと思いますね」と敗因を挙げ、「こんなはずじゃなかったと監督、コーチ、選手、みんなそう思っているんじゃないですかね」と試合がほぼ決まった9回に話した。

 リーグ2連覇を達成した広島だが、クライマックスシリーズファイナルステージでは、最後まで“らしさ”を見せることができず、2017年の戦いが終了した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

この記事を書いたのは

岩下雄太

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