ニュース 2017.10.24. 22:30

安定感が光ったDeNA救援陣 CSファイナルで失点はわずかに1

CSで抜群の安定感を誇った救援陣


 DeNAは広島とのクライマックスシリーズファイナルステージを4勝2敗で退け、19年ぶりに日本シリーズ進出を果たした。

 ラミレス監督が日本シリーズ進出後のインタビューで「トータル的に、このシリーズを見てみると、ピッチャーの頑張り、それがですね、勝利を呼び込んだと思います」と話したように、CSファイナルステージは投手陣が奮闘。その中でも、リリーフ陣の踏ん張りが非常に目立った。

 20日の第3戦では1点リードの6回二死満塁で、須田幸太がマウンドにあがると、エルドレッドをわずか1球で左飛に打ち取りピンチを脱した。7回からはエスコバー、パットン、山崎康晃の継投でリードを守り切り、1-0で勝利。

 雨天中止で2日流れた第4戦は、4-3の6回無死満塁の場面で登板した三上朋也が、完璧な火消しを見せた。代打・岩本貴裕に対して2球続けてボールとなるが、ストレートでストライクを奪うと、ファウルで追い込み、最後は内角のスライダーで空振り三振に仕留めた。

 続く代打・小窪哲也に対しても、1ボールから3球連続ストライクを奪い空振り三振。左の田中広輔を迎えたところで、左のエスコバーが登板。エスコバーは田中を初球の151キロストレートで二ゴロに打ち取り、無死満塁のピンチを三上、エスコバーで無失点に切り抜けた。

 7回からはレギュラーシーズン、先発を務め、今季はチーム最多の11勝を挙げた今永昇太がマウンドへ。この回先頭の2番・菊池涼介、3番・丸佳浩を連続三振に打ち取ると、最後は松山竜平を遊飛に仕留めた。2イニング目となった8回も三者凡退に抑え、守護神・山崎康晃にバトンを繋いだ。

 23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズ第4戦 広島-DeNA戦』で解説を務めた前田幸長氏は「リリーフの経験がほとんどない中、この大一番であの内容、あの投球ですからね。もちろん文句なしというところですよね」と初のリリーフ登板で結果を残した今永を絶賛した。

 そして24日の第5戦は、初回に2失点した石田健大を1回で諦め、2回から三嶋一輝がマウンドへ。このイニングを三者凡退に抑えると、同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズファイナルステージ第5戦 広島-DeNA戦』で解説を務めた若松氏は「これが大きかったですよね」と広島に流れを渡さなかった三嶋の2回の投球を評価。

 三嶋は続く3回に無死一、二塁のピンチを招くも無失点で切り抜けると、4回から登板した浜口遥大も2回を無失点。6回から登板した三上が新井貴浩にソロを浴びたが、7回から登板したエスコバー、パットン、山崎はスコアボードに0を入れて広島打線を抑え込んだ。

 DeNAの救援陣は、CSファイナルステージで許した失点は、第5戦に新井に一発を浴びた三上の1失点のみ。抜群の安定感を誇った救援陣が、19年ぶりの日本シリーズ進出に大きく貢献した。

CSファイナルのDeNA、救援陣成績


10月18日 第1戦
リリーフ登板なし

10月19日 第2戦
パットン 1回 0安打 2奪三振 2四球 0失点
山崎康晃 1回 0安打 1奪三振 0四球 0失点

10月20日 第3戦
三上朋也  0回1/3 0安打 0奪三振 0四球 0失点
砂田毅樹  0回0/3 0安打 0奪三振 1四球 0失点
須田幸太  0回1/3 0安打 0奪三振 0四球 0失点
エスコバー 1回0/3 1安打 0奪三振 1四球 0失点
パットン  1回 0安打 1奪三振 0四球 0失点
山崎康晃  1回 0安打 2奪三振 0四球 0失点

10月23日 第4戦
砂田毅樹  0回0/3 0安打 0奪三振 1四球 0失点
三上朋也  0回2/3 0安打 2奪三振 0四球 0失点
エスコバー 0回1/3 0安打 0奪三振 0四球 0失点
今永昇太  2回 0安打 3奪三振 1四球 0失点
山崎康晃  1回 0安打 2奪三振 0四球 0失点

10月24日 第5戦
三嶋一輝   2回 1安打 2奪三振 1四球 0失点
浜口遥大   2回 2安打 1奪三振 0四球 0失点
三上朋也   1回 3安打 0奪三振 0四球 1失点
エスコバー  1回 0安打 1奪三振 1四球 0失点
パットン   1回 0安打 1奪三振 0四球 0失点
山崎康晃   1回 0安打 1奪三振 0四球 0失点

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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