松坂大輔,
中日の入団テストに受験する松坂大輔

 ソフトバンクは25日、松坂大輔が、九州北部豪雨災害被災地支援の一環として、「東峰村長杯少年野球大会」に対して、500万円の寄付金を贈呈すると発表した。

 「東峰村長杯少年野球大会」は、例年2月に開催されている、東峰村・朝倉市・日田市などのチームが参加する野球大会。現在、九州北部豪雨災害による被害で大会の存続が危ぶまれる状況となっている。

 この状況を聞きつけた、松坂が「豪雨災害に負けず野球をやっている子どもたちの力になりたい」という意向を持ち、寄付金という形で支援することとなった。

 500万円の寄付金は同大会の開催、運営費用、会場、および、練習グラウンドの整備費用、豪雨災害により、野球用具やユニフォームが無くなった子どもたちやチームへの用具補助、同大会時のチーム移動費用などに使用される予定だ。

 松坂は「被災地・朝倉の近くを通り掛かり、未だに残っている流木や土砂災害の被害の現状を目の当たりにして、何か力になれないかと思い、周りの方々に話を聞いたところ、グラウンドの整備がすすんでいなかったり、子どもたちの野球道具がなくなっていたりと、依然として野球をしたくても思うように練習や試合が出来ない現状であると知りました。未来のスポーツ界、野球界、ホークスを担う子どもたちの為に、普段からファンの方々に応援して頂いている1人の野球選手として支援金を送らせていただきます」とコメントした。

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