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単独or競合?各球団の「1巡目」からみるドラフト会議 【セ・リーグ編】

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運命のドラフト会議は26日(C)KYODO NEWS IMAGES

競合でも特攻?それとも単独狙い?


 2017年のドラフト会議も目前――。今年は早実の清宮幸太郎に大きな注目が集まり、複数球団の競合は必至とみられている。

 しかし、それ故に各球団は1巡目の指名に頭を悩ませることになるだろう。競合するリスクを回避して一本釣りを目指すのか、それとも競合覚悟で欲しい選手を獲りにいくのか...。

 ここではドラフトが現行の制度になった2008年以降の9年間を振り返り、各球団の1巡目の指名傾向と、抽選となった場合の勝敗を調べてみた。(○は当たり、×はハズレ。記号横の数字は競合数)


ヤクルト=単独2回:競合7回(0勝7敗)


 競合覚悟でドラフトに臨み、過去9年で0勝7敗と完敗していたが、昨年は8年ぶりの単独指名に成功。今ドラフトは競合覚悟で清宮の指名に動くとみられている。今年こそヤクルトに歓喜の瞬間は訪れるのか。

2016年:[単独] 寺島成輝
2015年:[競合] 高山 俊(×2)⇒ 原 樹理
2014年:[競合] 安楽智大(×2)⇒ 竹下真吾
2013年:[競合] 大瀬良大地(×3)⇒ 杉浦稔大(○2)
2012年:[競合] 藤浪晋太郎(×4)⇒ 石山泰稚
2011年:[競合] 高橋周平(×3)⇒ 川上竜平
2010年:[競合] 斎藤佑樹(×4)⇒ 塩見貴洋(×2)⇒ 山田哲人(○2)
2009年:[競合] 菊池雄星(×6)⇒ 中沢雅人
2008年:[単独] 赤川克紀


中日=単独3回:競合6回(3勝3敗)


 過去8年で競合指名は6回。昨年はDeNAと柳裕也の指名で競合したが、抽選で交渉権を獲得。近年は4球団以上の競合を制していない。

2016年:[競合] 柳 裕也(○2)
2015年:[競合] 高橋純平(×3)⇒ 小笠原慎之介(○2)
2014年:[単独] 野村亮介
2013年:[競合] 松井裕樹(×5)⇒ 鈴木翔太
2012年:[単独] 福谷浩司
2011年:[競合] 高橋周平(○3)
2010年:[単独] 大野雄大
2009年:[競合] 菊池雄星(×6)⇒ 岡田俊哉
2008年:[競合] 野本 圭(○2)


巨人=単独5回:競合4回(1勝3敗)


 ここ9年で5度の単独指名。競合はわずかに4回で、そのうちの1回は巨人以外入団拒否の姿勢を表明していた菅野智之に対し、日本ハムが強行指名したケースも含まれる。抽選結果は全敗中だが、今ドラフトでは果たして!?

2016年:[競合] 田中正義(×5)⇒ 佐々木千隼(×5)⇒ 吉川尚輝
2015年:[単独] 桜井俊貴
2014年:[単独] 岡本和真
2013年:[競合] 石川 歩(×2)⇒ 小林誠司
2012年:[単独] 菅野智之
2011年:[競合] 菅野智之(×2)⇒ 松本竜也
2010年:[単独] 沢村拓一
2009年:[単独] 長野久義
2008年:[単独] 大田泰示(○2)


DeNA=単独2回:競合7回(1勝6敗)


 DeNAも競合数は7回と多い。その年のNo.1競合選手を指名していることが多いが、結果は芳しくない。昨年は柳、佐々木と外したが、結果的に浜口が二桁勝利を収め、CSでも活躍したことを考えれば悪い結果ではなかったと言えそうだ。

2016年:[競合] 柳 裕也(×2)⇒ 佐々木千隼(×5)⇒ 浜口遥大
2015年:[単独] 今永昇太
2014年:[競合] 有原航平(×4)⇒ 山崎康晃(○2)
2013年:[競合] 松井裕樹(×5)⇒ 柿田裕太(○3)
2012年:[競合] 東浜 巨(×3)⇒ 白崎浩之
2011年:[競合] 藤岡貴裕(×3)⇒ 松本竜也(×2)⇒ 北方悠誠
2010年:[競合] 大石達也(×6)⇒ 須田幸太
2009年:[単独] 筒香嘉智
2008年:[競合] 松本啓二朗(○2)


阪神=単独2回:競合7回(2勝5敗)


 ヤクルト同様、過去9年で7度の競合を経験しているが、昨年は大山悠輔を単独で指名。投手豊作の年と言われたなか、果敢に野手を指名して会場をざわつかせた。今ドラフトで清宮を指名し、3年連続の野手1位指名となるのか。金本監督のくじ運にも期待がかかる。

2016年:[単独] 大山悠輔
2015年:[競合] 高山 俊(○2)
2014年:[競合] 有原航平(×4)⇒ 山崎康晃(×2)⇒ 横山雄哉
2013年:[競合] 大瀬良大地(×3)⇒ 柿田裕太(×3)⇒ 岩貞祐太(○2)
2012年:[競合] 藤浪晋太郎(○4)
2011年:[単独] 伊藤隼太
2010年:[競合] 大石達也(×6)⇒ 榎田大樹
2009年:[競合] 菊池雄星(×6)⇒ 二神一人
2008年:[競合] 松本啓二朗(×2)⇒ 藤原紘通(×2)⇒ 蕭一傑


広島=単独4回:競合5回(1勝4敗)


 ここ9年で交渉権を手にしたのは2013年の大瀬良大地だけ。再抽選の結果も併せて考えると、他のセ・リーグ球団同様くじ運には恵まれていない。近年は大卒投手をドラフト1位で指名する傾向にあるが、今年は地元・広島の中村奨成の指名を明言。競合相手は現れるのか注目だ。

2016年:[競合] 田中正義(×5)⇒ 佐々木千隼(×5)⇒ 加藤拓也
2015年:[単独] 岡田明丈
2014年:[競合] 有原航平(×4)⇒ 野間峻祥
2013年:[競合] 大瀬良大地(○3)
2012年:[競合] 森 雄大(×2)⇒ 増田達至(×2)⇒ 高橋大樹
2011年:[単独] 野村祐輔
2010年:[競合] 大石達也(×6)⇒ 福井優也
2009年:[単独] 今村 猛
2008年:[単独] 岩本貴裕
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