◆ 前代未聞の“中止ラッシュ”
10月30日(月)、第14回みやざきフェニックスリーグの全日程が終了した。
秋季教育リーグの場として、例年この時期に宮崎県で行われているフェニックスリーグ。今年はNPB12球団と韓国プロ野球から3チーム(斗山、ハンファ、サムスン)、さらに独立リーグ・四国アイランドリーグplus選抜を加えた16チームが参加し、22日間・全144試合の戦いが繰り広げられる……はずだった。
ところが、今年は10月下旬に2週連続で台風が日本列島に接近するなど、全国各地で大荒れの空模様。フェニックスリーグもその影響をモロに受け、なんと予定されていた144試合のうち60試合が中止となってしまう事態に見舞われたのだ。
最終的には各チームが10試合前後の試合数に留まった中、10試合で8勝2分と最後まで無敗を守った阪神が優勝。次いで巨人、広島と上位3チームをセ・リーグ勢が独占。パ・リーグの最上位は4位に入ったオリックスだった。
【フェニックスリーグ順位表】
1位 阪 神 10試=8勝0敗2分(1.000)
2位 巨 人 10試=7勝3敗0分(.700)
3位 広 島 11試=6勝3敗2分(.667)
4位 オリックス 11試=7勝4敗0分(.636)
5位 楽 天 10試=5勝3敗2分(.625)
6位 西 武 11試=6勝4敗1分(.600)
6位 ロッテ 11試=6勝4敗1分(.600)
8位 中 日 10試=4勝3敗3分(.571)
9位 ソフトバンク 10試=5勝5敗0分(.500)
10位 四国IL選抜 11試=4勝6敗1分(.400)
10位 日本ハム 11試=4勝6敗1分(.400)
10位 ヤクルト 11試=4勝6敗1分(.400)
13位 ハンファ 13試=4勝8敗1分(.333)
14位 DeNA 9試=2勝6敗1分(.250)
15位 サムスン 10試=2勝7敗1分(.222)
16位 斗 山 10試=2勝8敗0分(.200)