04年はRソックスで世界一を経験!
フィリーズは現地時間30日(日本時間31日)、かつて巨人でプレーしたゲーブ・キャプラー氏の新監督就任を発表した。
現役時代は外野手で、98年にタイガースでメジャーデビューを果たしたキャプラー氏。その後、レンジャーズやロッキーズなど数球団を渡り歩き、メジャー通算12年シーズンで打率.268、82本塁打、386打点の成績を残した。
04年にはレッドソックスで世界一を経験し、翌05年は巨人と契約し来日。大物助っ人として期待されたが、故障などの影響もあり打率.153、3本塁打、6打点と低迷。シーズン途中の7月に退団した。
帰国後は古巣のレッドソックスなどでプレーし、2010年のレイズ在籍を最後に現役引退。その後は解説業などを経て、今季はドジャースのファーム・ディレクターを務めていた。
フィリーズは07年から11年まで5年連続で地区優勝を達成。08年は世界一に輝くなど黄金期を築いたが、13年からは5年連続のシーズン負け越し。今季も66勝96敗で地区最下位に沈んだ。
42歳で再建を託されたキャプラー新監督。このニュースに、巨人時代の同僚で同じ1975年生まれの上原浩治は「フィリーズの監督が、キャプラー! アメリカでも、対戦したことのある選手が監督になってきたなぁ」とツイート。来季は監督と選手の立場で対戦するかもしれない。