前田健太,
ピンチを脱し渾身のガッツポーズを見せる前田健太

◆ ピンチ脱し渾身のガッツポーズ!

 ドジャースの前田健太が現地時間10月31日(日本時間11月1日)、アストロズとのワールドシリーズ第6戦に救援登板。1点リードの場面で好リリーフを見せ、渾身のガッツポーズを作った。

 前田は2-1の7回表、無死一塁の場面で登場。一発出れば逆転という厳しい場面だったが、まずは代打のギャティスを遊ゴロに仕留めた。その後、1番スプリンガーに遊安を許したあと、2番ブレグマンは中飛。タッチアップで二死一、三塁となり、打席には第5戦で同点3ランを浴びた3番アルテューベを迎えた。

 疲労の影響もあり本来の制球力ではなかったものの、強気にインコースを攻めカウントは1ボール2ストライク。最後は渾身のスライダーを外角へ投げ込み、好打者を三ゴロに退けた。

 ピンチを脱した前田は、渾身のガッツポーズ。ドジャースはその裏、6番ペダーソンが左翼席へのソロ弾を放ち貴重な3点目。前田の打順には、代打・イーシアが送られ、右腕は1回1安打無失点の好救援で役目を終えた。

 ドジャースは8回以降、守護神のジャンセンが2イニングを無失点に抑え3-1で勝利。シリーズの対戦成績を3勝3敗のタイに戻し、ダルビッシュ有が先発予定の第7戦に望みをつないだ。

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