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玉突き注意!ストーブリーグは『捕手』の動向に注目

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日本ハム・大野奨太

いよいよストーブリーグが開幕


 11月4日、ついにプロ野球2017年シーズンの全日程が終了。日本シリーズはソフトバンクがDeNAを4勝2敗で下し、2年ぶり8度目の日本一に輝いた。

 3月31日に開幕したシーズンが終わり、いよいよストーブリーグが開幕。6日からはFA権有資格者の手続きがスタートとなり、選手たちの動向に大きな注目が集まる。

 なお、いま一度おさらいしておくと、FA権を持つ選手が権利を行使する場合、日本シリーズ終了の翌日から土・日・祝日を除く7日以内にコミッショナー宛に文書で申請しなければならない。今年は日本シリーズ終了が土曜日だったため、週が開けて6日(月)から土日を覗いて14日(火)までの7日間が申請の期限となる。

 申請が通って『FA宣言選手』として公示されると、国内外すべての球団と交渉を行うことができる。ちなみに、FA宣言をしたからと言って必ず移籍をしなければいけないわけではなく、いわゆる“宣言残留”というパターンも存在しているが、球団によってはそれを認めていないところもある。


“玉突き大移動”の可能性も…


 ファンにとっては気が気でない1週間となるが、今回注目したいのは『捕手』たちの動向である。

 チームの司令塔であり、グラウンド上の監督とも呼ばれる特殊なポジション。経験がものを言う部分が大きい反面、ポジションが1つしかないことからその経験を積むことが難しく、どのチームも育成に苦労するところだ。

 そのため、捕手を補強するとなるとFAでの獲得が最も近道になる。しかし、上述の通り限られたポジションゆえ、補強したチームから誰かが押し出されるケースや、また引き抜かれたチームが他チームから空いた穴を補填しようという動きに出るなど、いわゆる“玉突き”移籍が起こりやすいポジションでもあるのだ。

【捕手のFA権取得者】
大野奨太(日本ハム/海外FA)☆新規取得
鶴岡慎也(ソフトバンク/海外FA)☆反復取得
炭谷銀仁朗(西武/海外FA)
嶋 基宏(楽天/海外FA)※複数年契約中
細川 亨(楽天/海外FA)☆反復継続
石原慶幸(広島/海外FA)

 こちらが今オフの捕手のFA権取得者。なかでも日本ハムの大野奨太は、若手育成に積極的なチームの姿勢もあって今季は83試合の出場に留まっており、出場機会を求めてFA権の行使に乗り出すのではないかと噂されている。

 ほかにも、同じく若手育成の波に押し出されつつあるソフトバンクの鶴岡慎也も権利を行使する方針であることが報じられている。経験豊富なベテランの行方が、大移動の引き金となるかもしれない。

 FA移籍による補償やトレードなど、その後の動きに大きな影響を及ぼしかねない捕手の移籍。オフは各球団の捕手の動向に注目だ。
 

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