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救援陣に不安の中日 谷元はFA行使せず残留

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中日残留を表明した谷元圭介(C)KYODO NEWS IMAGES

谷元が残留


 中日は8日、国内FA権を取得していた谷元圭介が、権利を行使せず残留を決めたことを発表した。

 シーズン途中に中日に加入した谷元は球団を通じて「シーズン途中でトレードになり、その際もFA権を持っていたのにもかかわらず、ドラゴンズの方から『是非必要だ』という言葉を頂いて、それが強く心に響いていたので残留する決め手になりました」と残留を決意した理由を説明。

中日の今季チーム救援防御率はワースト2位


 今季中日の救援防御率は、リーグワースト2位の3.99だったことを考えると、実績のある谷元の残留は非常に大きい。特に今季は、試合終盤にリリーフ陣がリードを守り切れなかったケースが多く、逆転負けの数はリーグワーストの37回だった。

 他球団を見ると、リーグ優勝した広島と3位から日本シリーズ進出したDeNAが逆転負けは26回、救援防御率リーグトップの阪神は逆転負けがリーグで最も少ない19回だった。ちなみに、中日がリーグ優勝した2011年は、逆転負けはリーグ最少の17回。Aクラス入りするためにも、接戦で勝利を積み重ねていくかが重要になってくる。

中日の救援陣は?


 中日の救援陣は今季リーグ2位の34セーブを挙げた守護神・田島慎二、4年連続50試合登板を達成した又吉克樹、さらには4年ぶりに50試合以上に登板を果たした岩瀬仁紀、故障から復活を目指す岡田俊哉などもいる。彼らに加えて国内FA権を取得していた谷元が残留し、救援陣の層が厚くなった。

 ただ谷元は中日移籍後、18試合に登板して、0勝1敗6ホールド、防御率6.00と不安定な投球が目立った。自身も「移籍してまだ3、4カ月しかたっていないので、その期間中にしっかり働けたかと聞かれたらそうではない」と球団公式HP上で語っている。

 谷元が日本ハム時代のような働きができれば、谷元-又吉-田島という強固な“勝利の方程式”を構築できそうだ。

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