ニュース 2017.11.09. 11:16

気になる『助っ人』たちの来季の契約は?

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来季も契約が決まったDeNAのパットン
 日本シリーズが終了し、ストーブリーグが本格的に突入した。大和(阪神)、鶴岡慎也(ソフトバンク)、涌井秀章(ロッテ)などがFA権行使を表明し、谷元圭介(中日)、宮西尚生(日本ハム)らはFA権を行使せず残留を発表した。

 FAを取得した選手たちが動きを見せている中で、外国人選手たちの残留、退団のニュースも増えている。DeNAは8日、ウィーランドとパットンの両外国人選手と来季の契約を結ぶことを発表。あわせてクラインとエリアンの2選手とは来季の契約を結ばず、今季限りで退団となることを発表した。

 球団の外国人としてシーズン最多の10勝をマークしたウィーランドは球団を通じて「再び横浜DeNAベイスターズでプレーできることを嬉しく思っています」と喜べば、セットアッパーとしてチーム2位の27ホールドをマークしたパットンは「横浜の皆さんが届けてくれた声援がこの1年、私を勇気づけてくれました」と感謝した。

 ウィーランドとパットンの両投手は、シーズンを通してチームに欠かせない存在感を放ち来季の契約を勝ち取ったが、今季勝ち試合の8回を任された西武のシュリッターは退団することになった。

 今季西武に加入したシュリッターは、開幕から守護神・増田達至に繋ぐセットアッパーを務め、4月は11試合に登板し防御率0.00と抜群の安定感を誇った。しかし、シーズンが進むにつれて打たれるケースが増えていき、8月は9試合に登板して7失点、防御率7.27。9月も9試合に登板して防御率5.00だった。シーズン後半に不安定な投球が続き、来季の契約を結ぶことができなかった。

 その他、ジョンソン(広島)、サファテ(ソフトバンク)、バンデンハーク(ソフトバンク)といった外国人は、複数年契約を結んでおり来季も日本でプレーすることが確実だ。

【来季も契約を結ぶことが発表された主な外国人】
ウルフ(西武)
ディクソン(オリックス)
マレーロ(オリックス)
ロメロ(オリックス)
パットン(DeNA)
ウィーランド(DeNA)

【今季限りで退団が発表された主な外国人】
ガルセス(西武)
ファイフ(西武)
シュリッター(西武)
キャンデラリオ(西武)
クライン(DeNA)
エリアン(DeNA)
オーレンドルフ(ヤクルト)
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