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日ハム・大野がFA権行使を表明 各球団の捕手事情は?

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日本ハム・大野奨太

日ハム・大野が海外FA権行使へ


 日本ハムの大野奨太は9日、海外FA権を行使することを表明した。

 大野は08年ドラフト1位で日本ハムに入団すると、2011年、2014年、2016年に100試合以上マスクを被り、昨季は正捕手として昨季10年ぶりの日本一に貢献。プロ9年目の今季は83試合して打率.221、3本塁打、13打点の成績を残し、チーム最多の80試合でマスクを被った。

 また、ソフトバンクの鶴岡慎也もFA権の行使を表明しており、捕手の大移動が起こりそうな雰囲気だ。


各球団の捕手事情


 各球団の捕手事情を見ると、規定打席に到達した捕手は小林誠司(巨人)と中村悠平(ヤクルト)の2人のみ。パ・リーグ球団で規定打席に到達した捕手は現れなかった。ただ近年は2年ぶりに日本一を達成したソフトバンク、リーグ連覇を達成した広島のようにレギュラークラスの捕手が2人でシーズンを戦うケースも増えている。

 それでも、捕手に苦しんでいる球団もある。5年連続でBクラスに沈んだ中日がその一つだろう。昨季チーム最多の86試合(捕手)にスタメン出場した杉山翔大が開幕スタメンを掴むなど、今季はレギュラーとして活躍が期待された。しかしレギュラーを奪うことができず、松井雅人、武山真吾、木下拓哉などにもチャンスを与えられた。結局、松井雅がチーム最多出場の84試合に出場したが、シーズン終盤には武山がスタメンマスクを被るなど、一軍の捕手をシーズン通して固定できなかった印象だ。

 また巨人も小林誠司が137試合に出場したが今オフ、ベテランの相川亮二が現役引退、実松一成が戦力外通告でチームを離れ、最年長捕手が28歳の小林となった。ドラフト会議で育成を含めて4人の捕手を獲得したが、経験豊富な30代の捕手が1人もいない。捕手の編成を考えると、経験のあるベテラン捕手は必要な人材といえそうだ。

 どこの球団が、大野、鶴岡の獲得に名乗りをあげるのか非常に注目だ。

捕手の上位出場選手


【ソフトバンク】
甲斐拓也 102試合
高谷裕亮 92試合

【西武】
炭谷銀仁朗 104試合
岡田 雅利 65試合

【楽天】
嶋 基宏 112試合
足立祐一 48試合

【オリックス】
若月健矢 99試合
伊藤 光 93試合

【日本ハム】
大野奨太 80試合
清水優心 61試合

【ロッテ】
田村龍弘 130試合
吉田裕太 57試合

【広島】
会沢 翼 106試合
石原慶幸 76試合

【阪神】
梅野隆太郎 112試合
坂本誠志郎 42試合

【DeNA】
戸柱恭孝 110試合
嶺井博希 50試合

【巨人】
小林 誠司 137試合
相川 亮二 19試合
宇佐見真吾 19試合

【中日】
松井雅人 84試合
武山真吾 50試合

【ヤクルト】
中村悠平 126試合
西田明央 24試合
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