ニュース 2017.11.10. 11:15

創成館が初戦突破!先発・川原「神宮で1勝できてうれしい」

第48回明治神宮野球大会
第1日 第1試合
高校の部 1回戦
● おかやま山陽(岡山)1 - 5 創成館(長崎) ○

 創成館は1回裏、先頭の野口(2年・千々石中)が左安で出塁すると、2番・藤(2年・熊西中)が右越えの適時三塁打を放って先制。この回、4番・杉原(2年・平野中)の犠飛と合わせて2点を奪った。

 対するおかやま山陽は4回表、一死三塁から4番・井元(2年・真備東)がレフト前に適時打を放ち1点を返す。なお二死一、三塁のチャンスを作ったおかやま山陽だったが、創成館の長身184センチ注目左腕、川原(2年・三川中)の前にあと1本が出なかった。

 創成館はその裏、川原自らの適時打で1点を追加。その後も、130キロ台中盤のボールを中心にキレのあるスライダーを駆使する川原がおかやま山陽打線を抑え、6回1/3を83球6安打7三振1四球1失点と好投した。打線も8回裏にも杉原の適時打などで2点を挙げ、リードを広げた創成館が11安打5点を奪い、2回戦進出を決めた。


創成館の先発左腕・川原陸
「中学では投手と外野手。(高校では)1年冬まで外野手で、そのあと投手になりました。最速は141キロ。きょうはストレートは走っていなかったが、スライダーが思ったよりもキレていました。(スライダーは)ここ最近、よく曲がってくれるので自信になっています。腕の振りや指先の感覚がわかってから、よくキレるようになりました。(初の神宮球場、人工芝での試合は)長崎のビッグNスタジアムもちょっと似ているので違和感はなかったです。神宮で1勝できてうれしい。上に上がれれば強いチームとやれるので楽しみです」。


(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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