ニュース 2017.11.11. 10:00

最近10年、年俸1000万円未満でタイトルを獲得した選手といえば…

 阪神の桑原謙太朗が、同僚のマテオ(阪神)とともにリーグトップの43HPを記録し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

 昨季一軍登板が1度もなかった桑原は今季、開幕一軍の切符を掴むと、5月27日のDeNA戦から7月17日の広島戦にかけて19試合連続無失点を記録するなど大ブレイク。自己最多の67試合に登板して、4勝2敗43HP、防御率1.51の成績を残し、チームの2位進出に大きく貢献した。

 大車輪の活躍を見せた桑原の今季の推定年俸は800万円。最近10年で年俸1000万円未満のタイトル獲得者を振り返ると、2011年の盗塁王に輝いた藤村大介(巨人)がそうだ。

 プロ入りした08年から3年間一軍出場のなかった藤村の11年の年俸は640万円(推定)。この年も開幕をファームで迎えるが、5月10日の横浜戦でプロ初出場を果たすと、13日の広島戦でプロ初盗塁を記録。26日のソフトバンク戦で、1試合2盗塁を決めるなど、同月は月間6盗塁をマークした。

 6月以降も盗塁を積み重ねていき、最終的には28盗塁をマークし、盗塁王のタイトルを獲得。同年オフはその活躍が認められ、年俸は640万円から2400万円(推定)にアップした。

 年俸1000万円未満でタイトルを獲得した桑原。今オフの契約更改では、大幅アップに期待がもてそうだ。
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