◆ 11月11日11時に発表
日本ハムの大谷翔平が11日、都内で記者会見を行い、「来年以降アメリカで頑張りたい」とメジャー挑戦の希望を表明した。
前日に球団側からメジャー挑戦を後押しする旨が発表され、明けて11日の11時から記者会見に臨んだ大谷。11月11日11時という自身と縁の深い数字が並んだタイミングで、改めて自らの夢を語った。
紆余曲折あったドラフト時から振り返り、「投手と打者の2つをやってきたことが球団にとって、日本球界にとってプラスなのかと思ったこともあった」と葛藤を語りながらも、「入団当初から応援してくれたファンや指導してくれたコーチ、チームメイト、球団の方々、栗山監督に支えられて5年間・1日1日を大切にしながら前へ進むことができたので、本当に感謝しかない。日本ハムに入ってよかったと思う」とチームに対しての感謝を口にした。
また、注目が集まる“起用法”については、「5年間を通して多くのファンに応援してもらい、(二刀流は)自分だけのものではない。ただこれは自分だけの気持ちなので、そういう環境があるか聞いてみたい」と“二刀流”への意欲も語った。
移籍先についてに質問には、「自分としては、まだまだ足りない部分が多い選手だと思うので、自分をもっと磨きたい。そういう環境に自分を置きたいと思っているので、そこに適している球団にぜひ行きたい」とコメント。具体的な希望ではなく、世界一の選手になるために自分を磨くことができる環境を望む。
「一番の選手になりたい。ファンの方々やいろんな人たちが、彼が一番と言ってくれるのが選手として幸せなことでそういう選手になりたい」と野望を語った大谷。“夢の向こう側”への挑戦が、いよいよはじまる。